「できません」と云うな の商品レビュー
オムロン創始者の立石一真さんが過ごした一生。 働く事を働くと考えず、自分のやりたい事をやっていると考える。 どんな無理なお願いにも、「できません」とは言わない!! 自分はどうなのか?と考えさせられる本だった
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もともと、会社の創業者の本を1冊ぐらい読んでおこうと思って読んだ本ですが、、、創業者は今、流行の社会起業家ですね。 大企業なので、勤めていてもあまり実感はわかないですが、少なくとも創業者は社会的ニーズ(ソーシャルニーズ)に応えることで、利益を得て会社を発展させていっています。あ...
もともと、会社の創業者の本を1冊ぐらい読んでおこうと思って読んだ本ですが、、、創業者は今、流行の社会起業家ですね。 大企業なので、勤めていてもあまり実感はわかないですが、少なくとも創業者は社会的ニーズ(ソーシャルニーズ)に応えることで、利益を得て会社を発展させていっています。あまりに大きくなりすぎて社員一人一人にその意識が薄いだけと思います。 今の社会起業家だって、従来の手法では儲からないからだれも手を出さなかった領域に、知恵と工夫と努力でニーズに応え、(従来より少ないかもしれなけど)利益を得る。 会社を発展・維持していくためには利益は必須のことだし、別に悪いことではない。 会社の形態が取れるのであれば、いろんなメリットもあり、NPOよりよっぽど楽できる。 それにしても、社長がこの本を読んで部下にはなりたくないと言っていたが、猛烈というかむちゃくちゃというか・・・ベンチャーてみんなこんな感じなのかな・・・
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(K) 開発現場をこよなく愛しながらも、遠くを見つめる中長期的な視点を持った未来想像型の経営の根幹がどこにあるのかを感じ取ることができる。当時とは時代背景が異なるとはいえ、新しいニーズに対する鋭い感度や、顧客を何よりも大切にする姿勢、あきらめない開発など、現代の企業に薄れかけてい...
(K) 開発現場をこよなく愛しながらも、遠くを見つめる中長期的な視点を持った未来想像型の経営の根幹がどこにあるのかを感じ取ることができる。当時とは時代背景が異なるとはいえ、新しいニーズに対する鋭い感度や、顧客を何よりも大切にする姿勢、あきらめない開発など、現代の企業に薄れかけているものが何なのかを教えてくれる。企業規模の拡大と共に失われていくものもあれば、薄れゆく創業者の志と共に消えていくものもある中で、改めて我々は何を大切にすべきなのかを考えなければならない。本当に考えなければいけない時が来ている。効率化という魔法にかかってしまった組織をどうやってその魔法から解放するのか。当時とは変わってきている労働感との戦いでもあるし、過去との決別と共に未来に向けた創造との戦いでもある。 現在に生き続ける日本の会社の原点がどこにあるのかを教えてくれる。まさにこれは温故知新である。
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オムロン創業者である立石一真の伝記。 本人自身が目立つのを嫌ったこともあり,松下幸之助ほど有名ではないが,経営者としては松下に匹敵すると言われるほどの手腕の持ち主だった。 裸一貫で始めた「立石電機」を一流企業に成長させるまでの軌跡が鮮明に描かれている。 「企業とは誰のものか」...
オムロン創業者である立石一真の伝記。 本人自身が目立つのを嫌ったこともあり,松下幸之助ほど有名ではないが,経営者としては松下に匹敵すると言われるほどの手腕の持ち主だった。 裸一貫で始めた「立石電機」を一流企業に成長させるまでの軌跡が鮮明に描かれている。 「企業とは誰のものか」「なぜ,企業が存在するのか」「企業の役割とは何か」ということに自らの成功体験で以って示されている。 「人を幸せにする人が幸せになる」 嘘でもなく,きれいごとでもないことがよく分かる。 「できませんと云うな」そういう粘り強さが,結果を生むことを改めて実感させられた。
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