アリーナの戦士 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
前半『アリーナの戦士』 USOスペシャリスト大佐のロナルド・テケナー大活躍回。以前から名前は出ていたが、これほど魅力的なキャラクターだったっけ?というのが正直な感想。ショーン・コネリーのジェームズ・ボンド並みのかっこよさ! 翻訳した人の力なのだろうか。335巻『タイタンの鋼要塞』で訳者の林啓子さんがテケナーがお気に入りキャラクターであることを書いておられる。やっぱりお気に入りだと翻訳にも力が入るというものだろうなあ。 で、色々あってマッチョな双子と闘技場で戦うテケナー。この戦いっぷりがすごい。映画にしたらここだけでもかなりのアクション映画になりそうだし、アニメにしたら天下一武道会みたいな面白いものになると思うのだが。 後半『土星の幕間劇』 偽名を使って正体を隠しているテケナーと、彼に合流しようとするウリウ、タコ、ベティ。もちろん三人は肉体を持たないので超重族の姿をしたマルティ・サイボーグの体内にいる。姿は三人、でも実は意識が六人分ということ。にぎやかだこと。個人的にはごっつい超重族の男性に同居しているベティ・タウフリーが気の毒でしょうがない! この巻よりしばらくは、依光隆さんの本文挿絵は休載、表紙と口絵は依光さんの旧作を再構成してのイラストになる。ちょっと寂しい。
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ローダンシリーズ354 テケナーの回 表紙 5点依光 隆 青山 茜・増田 久美子訳 展開 5点1975年著作 文章 5点 内容 500点 合計 515点
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