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炎の森へ の商品レビュー

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2010/11/15

≪あらすじ≫ 大手銀行のエリート行員であった山川晃司。金融破綻の煽りを受け、この先の生き方を考える中で、彼が出した結論は苦しくとも充実した人生を送ることであった。様々な苦悩に立ち向かいながら、陶芸家としての第二の人生を歩き始める男の生き方を追った作品。 ≪感想≫ 実際にモデルと...

≪あらすじ≫ 大手銀行のエリート行員であった山川晃司。金融破綻の煽りを受け、この先の生き方を考える中で、彼が出した結論は苦しくとも充実した人生を送ることであった。様々な苦悩に立ち向かいながら、陶芸家としての第二の人生を歩き始める男の生き方を追った作品。 ≪感想≫ 実際にモデルとなった人物いるそうで、丁寧な取材を通して書かれた描写が物語に深みを与えている。特に銀行時代の同僚たちの動向や言葉はとてもリアルに感じられ、バブル崩壊後の緊迫した雰囲気や、なかなか思い通りにいかない陶芸の奥深さなどがあらゆる場面から伝わってきた。少し古臭いサクセスストーリーのようにも感じられるが、これからの自分の生き方を考える上で参考になる一冊だったと思う。

Posted byブクログ