見知らぬ町 の商品レビュー
坂東眞砂子 著「見知らぬ町」、2008.11発行。「天地創造」「足跡、買います」「旅人たち」「銀世界へ」など、短編9話、不思議な物語です。私は「幸せな日々」が一番印象に残りました。仕事に出かける夫を見送り、毎日同じルーティーンで2歳の娘と幸せに暮らしている妻の思いを描いた作品です...
坂東眞砂子 著「見知らぬ町」、2008.11発行。「天地創造」「足跡、買います」「旅人たち」「銀世界へ」など、短編9話、不思議な物語です。私は「幸せな日々」が一番印象に残りました。仕事に出かける夫を見送り、毎日同じルーティーンで2歳の娘と幸せに暮らしている妻の思いを描いた作品です。
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B6判78ページの小型本に挿画つきの9話が収められた書き下ろし。 天地を創造した神様が下界に落ちて記憶喪失になったり、駅の伝言板を見て足跡を1つ10万円で売って記憶をなくしていったり、といった不思議な小品集。 現代社会への皮肉、警鐘、いろいろに受け止めていいのだろう。
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狐につままれたような話を集めた短編オムニバス集。 世にも奇妙な物語などでありそうな感じですね。 この作者の話はラスト1行にオチや内容の締めを詰め込んでるので、 そこに辿り着くまでピースを集めながらワクワク読み解くと面白い。 そして間接的な意味付け会いが妄想を楽しませてくれます。 ...
狐につままれたような話を集めた短編オムニバス集。 世にも奇妙な物語などでありそうな感じですね。 この作者の話はラスト1行にオチや内容の締めを詰め込んでるので、 そこに辿り着くまでピースを集めながらワクワク読み解くと面白い。 そして間接的な意味付け会いが妄想を楽しませてくれます。 挿絵も素晴らしく、読み物でありアート的な本だなぁと思ったりしています。
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