ドーヴァー(1) の商品レビュー
これ、昭和61年刊行!!!! まじか!?読み切れるかなぁ。と思ったら、なんのその!!!!! 面白い!!!!!!! イン・ザ・プールのイラべを彷彿とさせる刑事。笑また、これがトリッキーなんだ。 そして、出てくる登場人物たちがこれまたキテルよ。ホント。みんな容疑者疑惑よ。 こんなこ...
これ、昭和61年刊行!!!! まじか!?読み切れるかなぁ。と思ったら、なんのその!!!!! 面白い!!!!!!! イン・ザ・プールのイラべを彷彿とさせる刑事。笑また、これがトリッキーなんだ。 そして、出てくる登場人物たちがこれまたキテルよ。ホント。みんな容疑者疑惑よ。 こんなことってある?ってくらいにトリッキーメンツ揃ってて、見事!!!!!!!!! どいつもこいつも怪しい!!!! 人間的にどーにも怪しいやつばかりなんだけど、やたらお喋りでなんでもかんでも話してくるんだけど、どこからどこまでが真実か?思い込みか?悪意があるのか?ないのか?天然か? もうわからん!笑笑!!!!! トリッキーすぎてわからんのよ!!!! 個性強すぎる!!!! そんなはちゃめちゃなのに、しっかり伏線張ってあって、少しづつ謎が解ける快感もしっかり!!!!! 面白かった!!!!!こんな昔の本でこんなに楽しませてもらえるなんて!!!!!!! これは!おススメです!!! ただ、1ページ2段編成で、最初開いた瞬間はゲンナリするかも、、、、笑笑
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今までに世に出たあらゆる名探偵の悪いところばかりをつなぎ合わせたような、とまでいわれるのが、ドーヴァー主任警部である。確かに肉体的にも精神的にも、ろくなことがない男である。彼とコンビを組んで事件にあたるのが、肉体的にも精神的にもびしっとした青年であり、ちゃんと仲が悪いからすばら...
今までに世に出たあらゆる名探偵の悪いところばかりをつなぎ合わせたような、とまでいわれるのが、ドーヴァー主任警部である。確かに肉体的にも精神的にも、ろくなことがない男である。彼とコンビを組んで事件にあたるのが、肉体的にも精神的にもびしっとした青年であり、ちゃんと仲が悪いからすばらしい。 地方で起きたつまらない事件に対応するため、この二人が出かけていくのがこのシリーズのパターンで、記念すべきデビュー作は太りすぎの女性の失踪事件である。 断っておかなければいけないと思うけど、そうとうまっとうな本格ミステリである。物語の進み方は、もしこれが別の作者の文章で、別の探偵が主役だったら、「まっとう」というよりも「古典的な」と言ってもいいくらいだ。聞き込みが繰り返され、そのたびに新しい情報が入ってきて事件が新しい顔を見せる。怪しい人物が出てきたかと思うと、疑いが晴れたりもっと怪しい人物が出てきたりする。 ただし、その聞き込みの様子が、いちいちコメディである。古典的な雰囲気で進めば退屈してもおかしくないくらい聞き込みが続くけど、コメディなので楽しく読んでしまう。もっとも、ブラック・コメディの部類に入ってくると言ってもいいので、だんだんと笑いが引きつってくるかもしれないけれど。 たぶん僕は全10冊読み切っていると思うけど、最初の3冊が一番好きだ。シリーズの代表作は4にあたる「切断」ってことになっているけど、この「1」あたりが一番わかりやすく、シリーズの魅力が端的に伝わってくるのではないかと思っている。 本当に久しぶりに読んだけど、古びてはいない。おもしろかった。
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丸々と太った女が失踪した。 誘拐を疑い地元署がロンドン警視庁に応援を頼むと、やってきたのは一癖も二癖もある名物警部ドーヴァーとその部下マクレガーだった。 ドーヴァーとマクレガーがもう少し反発し合うのかと思えばさにあらず。 なんとなく微妙な関係なまま捜査が進んでいく。なので二人の...
丸々と太った女が失踪した。 誘拐を疑い地元署がロンドン警視庁に応援を頼むと、やってきたのは一癖も二癖もある名物警部ドーヴァーとその部下マクレガーだった。 ドーヴァーとマクレガーがもう少し反発し合うのかと思えばさにあらず。 なんとなく微妙な関係なまま捜査が進んでいく。なので二人のキャラクタが掴み辛い。 癖のある他のキャラクタにうもれてしまっているような。 も少しシリーズが進むとキャラ立ちしてくるのかな〜? 謎解きは正統派。 きちんと手掛かりを提示していてまずます。 ラストにある引退牧師の妹からの手紙。 作者がそういう意図で書いていたら怖い。ひたすら怖い。
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