二龍争戦 ~星宿、江を巡る~ の商品レビュー
孫策の死後、周瑜がメ…
孫策の死後、周瑜がメインの話。元は敵同士であった甘寧と凌統を組ませようとする周瑜。人々は情けを知らなすぎると非難するが・・・。
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「朝香三国志」第3弾…
「朝香三国志」第3弾。前作『江のざわめく刻』に続く赤壁編です。主役はもちろん周瑜ですが、この巻のメインテーマは、甘寧と凌統の確執。江夏の降将であり、東呉でいま一つ信頼が得られない甘寧と、甘寧が敵であった頃、父を甘寧に射殺された凌統。父の仇を前に、主君から仇討ちを禁じられた凌統の苦...
「朝香三国志」第3弾。前作『江のざわめく刻』に続く赤壁編です。主役はもちろん周瑜ですが、この巻のメインテーマは、甘寧と凌統の確執。江夏の降将であり、東呉でいま一つ信頼が得られない甘寧と、甘寧が敵であった頃、父を甘寧に射殺された凌統。父の仇を前に、主君から仇討ちを禁じられた凌統の苦悩は、たいていどの三国志本にも見られますが、このテーマにここまでじっくり取り組んだ小説は、他にないでしょう。周瑜は、その穏やかな風貌とは裏腹に、相変わらず食えない男です。曹操の南下という大波を凌ぎきれるかすらわからないのに、さらに
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元禄時代を舞台にした…
元禄時代を舞台にしたスパイ小説の傑作です。
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赤壁直前、凌統と甘寧のいざこざ。 後書きで朝香さんが自らおっしゃっていることですが……それ、もっと早く言ってあげようよ!! 甘寧と凌統については呉好きならば誰しも得意とするところ(?)だと思います。 幼さの抜けない凌統、喧嘩っ早い甘寧、ごちそうさまです。 劉備の食えなさも素敵で...
赤壁直前、凌統と甘寧のいざこざ。 後書きで朝香さんが自らおっしゃっていることですが……それ、もっと早く言ってあげようよ!! 甘寧と凌統については呉好きならば誰しも得意とするところ(?)だと思います。 幼さの抜けない凌統、喧嘩っ早い甘寧、ごちそうさまです。 劉備の食えなさも素敵です(テンプレをなぞりすぎな感じもあるけれど)。 (とおもったけれど、パラパラ読み返してみたらそんなでもないかもしれません) 孫権の出番が少なくて寂しい。
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この本を買ってから丸々十年経ったらしい。呂蒙の「殿を見ているから」という独白にはいつも、何度読んでも、泣けてくる。愛してやまないシリーズ。
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シリーズ3作目。甘寧と凌統にスポットを当てつつ、赤壁の戦いが始まる所まで。上の2人は勿論、周瑜や呂蒙、陸遜好きにも◎。個人的に好きな話です、凌統の心の揺れ具合が丁寧に書かれてます。
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甘寧に父親を殺された凌統。 二人がいなければ勝利はない。でもどうしても戦場で信じることのできない男がいる。 いわゆる「三国志」しか知らない人間にはおもしろいです。
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赤壁の戦い第二巻目。甘寧と凌統のお話が主軸にありますね。赤壁の戦いが丁度はじまるところまでのお話です。
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