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創価学会員への折伏教本 の商品レビュー

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2014/12/28

古本屋にて10円で。年末は普段読まない本を読みたくなるね。 仮に二つの教団があるとして、一方をA、もう一方をBとする(仮にだよ、仮に)。BはもともとAの信徒団体として発足したのだが、その後紆余曲折あって両者は対立関係となり、最終的にAがBに破門を宣告して完全に分裂することとなる。...

古本屋にて10円で。年末は普段読まない本を読みたくなるね。 仮に二つの教団があるとして、一方をA、もう一方をBとする(仮にだよ、仮に)。BはもともとAの信徒団体として発足したのだが、その後紆余曲折あって両者は対立関係となり、最終的にAがBに破門を宣告して完全に分裂することとなる。そんな経緯で今に至ると。 で、AがBの信者を折伏するために作成したのが、折伏教本(仮)。「折伏」とは、相手の信仰の誤りを打破して正しい信仰に導く教化法のこと。つまるところ、おまえ間違ってるよ、おれが正しいよ、ということを説明した本。分裂の経緯やら方針の違いを述べた総論から始まって、Q&A形式の各論が並ぶ。 まー、このQ&Aが過激。Bのあれやそれやこれが、いかにあれでそれでこれなのかを言葉の限りを尽くして批判する。ことの正否は知らないし興味もないが、ここまで徹底した批判というのはなかなかかお目にかかれない。昭和の時代ならいざ知らず、わずか10年前に出てるってのものいやはや。 単純に教義や信仰の良し悪しだけでなく、それぞれの立ち位置とかプライドとか存在意義とかさまざま絡む話でもあるし、宗教つうのは難しいですな。

Posted byブクログ