サンタベアーのクリスマス の商品レビュー

バーバラ・リード(著者),舟崎克彦(訳者),ハワード・B・ルイス

2023/12/07

本屋でこの表紙に一目惚れして買った
大好きな絵本です。

物語はね…
北の国に住んでいた白クマの子が流氷に乗って流されて
うみべの森にたどり着くところから始まります。
森の中でメアリーという女の子と出会ったコグマは
彼女とおじいさんが暮らしている家に
連れて行ってもらい
一緒に冬を越すことにしました。
メアリーからクリスマスの話を聞いたコグマは
その日を楽しみに待っていたのですが
イヴの日におじいさんが川に落ちて風邪をひき
寝込んでしまったのです。
消えかかった暖炉の火を灯し
おじいさんの体を温めるために
コグマは冬の森へたきぎを探しに出かけます。
そこにあらわれたのは…。

見事なまでにハッピーエンドなお話と
緻密でいて温かな線で描かれた絵。
クリスマスのプレゼントにぴったりです！（力説）
ただ、文章量は多めなので
読んであげるには幼稚園くらいの
子供さんがいいかなぁ。

そうそう、このコグマのしゃべりかたが妙なんですわ。
メアリーの家でスープを飲んで
「こりゃ、とっても、おいしいさかなだねぇ」
と言ったり
外へ「たきぎをあつめにいくしきゃないな」
と言ったり。
何才？（笑）
でも、そのアンバランスさもかわいいわ〜。

2011/08/24

ひょん(?)なことからクリスマスの少し前に少女と出会い、成長するこぐま(サンタベアー)のお話し。イラストがとってもかわいい！誰かの為に一生懸命になるという姿が愛らしくて、ホロリときます。大好きな大好きな絵本です！

2010/11/20

この本にでてくる人はサンタベアー（しろくま）、メアリー、森のどうぶつ、メアリーのおじいさん、しか、さんた、サンタベアーのおや、です。もしぼくがサンタになにしてほしいときかれたらソリにのせてください！といいます。