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留学生の日本語は、未来の日本語 の商品レビュー

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2018/05/06

なく中止形、丁寧表現(デスマス)、授受表現(てくださるていただく)、〜的、などなど、日本語の「機能語的な面での変化」に着目した本。論文をまとめたものという印象が強いが、方向性は題名の通りなので理解しやすかった。 留学生が習得した、日本語の「エラー」は、10年後の大学生の用法と傾...

なく中止形、丁寧表現(デスマス)、授受表現(てくださるていただく)、〜的、などなど、日本語の「機能語的な面での変化」に着目した本。論文をまとめたものという印象が強いが、方向性は題名の通りなので理解しやすかった。 留学生が習得した、日本語の「エラー」は、10年後の大学生の用法と傾向が一致しており、言われてみれば私もそのような使い方をしている例もあった。確かに日本語はそういう風に変化していくのかもな、その方が心理的な選択や効率の面からいいのかもな、と思った。 ら抜き言葉という「言葉の乱れ」が指摘され続けているけれども、こういう日本語の変化にも気づけるようになりたい。

Posted byブクログ