スウィートな群青の夢 の商品レビュー
詩が読みたくなって、フォローされていた詩人の田中庸介氏の詩集を手に取ってみた。描かれている光景というか、使われている言葉というか、すごく「具体的」な感触のある詩だった。にもかかわらず言葉と言葉の(文字通り)綾で抽象的な感触が浮かび上がってくる。そこが詩だなぁと受け止めた。 「わけ...
詩が読みたくなって、フォローされていた詩人の田中庸介氏の詩集を手に取ってみた。描かれている光景というか、使われている言葉というか、すごく「具体的」な感触のある詩だった。にもかかわらず言葉と言葉の(文字通り)綾で抽象的な感触が浮かび上がってくる。そこが詩だなぁと受け止めた。 「わけのわからないものの闘い」は部屋が散らかっている自分を重ね合わせて読んだのでお気に入り。「数字短歌自歌合七番」は、こういうのもアリかぁと楽しくうなった。
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