1,800円以上の注文で送料無料

五重塔 の商品レビュー

3

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/02/10

〈目次〉 第1章 軒の曲線に木の技を見よ 第2章 層が刻むリズムを味わえ 第3章 塔に込められた祈りを感じよ 〈内容〉 NHKeテレの「美の壺」から。 塔芯礎が一本の木ではないこと。したがって各層は「階」とは呼ばないこと。中に仏像のいることもあるが、もとが「ストゥーパ」(...

〈目次〉 第1章 軒の曲線に木の技を見よ 第2章 層が刻むリズムを味わえ 第3章 塔に込められた祈りを感じよ 〈内容〉 NHKeテレの「美の壺」から。 塔芯礎が一本の木ではないこと。したがって各層は「階」とは呼ばないこと。中に仏像のいることもあるが、もとが「ストゥーパ」(卒塔婆)=墓(釈迦の墓)なので、塔全体を拝むのが正しい。と知ることが多かった。

Posted byブクログ

2015/01/15

週末、池上本門寺の五重塔まつりに行った時、池上の書店の特設コーナーで見かけた本。 国内様々な五重塔伽藍の美しい写真が掲載されており、見ているだけで楽しめます。 逓減(ていげん)率とは、塔のプロポーションを数値化したものだそうで、数ある五重塔のなかで最も理想的なのは、醍醐寺の0.6...

週末、池上本門寺の五重塔まつりに行った時、池上の書店の特設コーナーで見かけた本。 国内様々な五重塔伽藍の美しい写真が掲載されており、見ているだけで楽しめます。 逓減(ていげん)率とは、塔のプロポーションを数値化したものだそうで、数ある五重塔のなかで最も理想的なのは、醍醐寺の0.61だとのこと。 専門的で、ちょっと詳しくはわかりませんでした。 法隆寺の塔は、1300年前にできたとのことで、『古事記』編纂とほとんど同時期だと気付きます。 東寺の塔は、大日如来そのもの(化身)なのだとか。 塔は卒塔婆とみられるそうです。 それぞれの寺の本尊によって、五重塔が何の化身なのか異なるとは知りませんでした。 巻末に、日本中の五重塔の地図が掲載されており、図示されているのが非常にありがたく思います。 国宝と重要文化財と、それ以外のものにマークで識別されているのも明解。 NHK『美の壺』で採り上げられていたとは知らず、見逃したことを悔やみます。 羽黒山と京都の海住山寺には、今度ぜひ訪れて見たいと思いました。

Posted byブクログ

2011/07/16

空に聳え立つ五重塔―。壮大な寺院の伽藍建築は、私たちを過去の時間へと誘う。五重塔に込められた、匠の美と祈りを紹介します。

Posted byブクログ

2009/10/07

日本の美の見方指南本。 初めて知ったが、既刊もおおいシリーズ。 写真もキレイだし、見方は知ると知らないとでは大違いなものばかり。改めてNHKのドキュメンタリーの良質さ、そしてそれを本にもうまく落とし込む実力を思い知らされました。 ほんといいねー

Posted byブクログ