料理を習いにフランスへ の商品レビュー
トゥールーズ!私の心の故郷。 料理研究家の著者が、フランス南西部の郷土料理カスレを習いにトゥールーズに滞在した旅行記とレシピ集。 初めての渡仏でトゥールーズに1ヶ月滞在し、その後また留学で1年。私の中でフランスといえばトゥールーズ、フランス料理といえばホームステイ先で食べたパパ...
トゥールーズ!私の心の故郷。 料理研究家の著者が、フランス南西部の郷土料理カスレを習いにトゥールーズに滞在した旅行記とレシピ集。 初めての渡仏でトゥールーズに1ヶ月滞在し、その後また留学で1年。私の中でフランスといえばトゥールーズ、フランス料理といえばホームステイ先で食べたパパのご飯が卵から生まれた雛のすり込みのようにばっちりと舌に刻み込まれている。 カスレは白インゲンとソーセージ、鴨を煮込んだシンプルな料理で、日本人からするとちょっと脂がきついけれど、食べ慣れると結構癖になる。 それに南仏のガレットデロワ。日本でもちょこちょこ見かけるようになったパイのじゃなくて、ブリオッシュ風のガレットデロワ。黒いワインと呼ばれる濃い味のカオールワイン。この本を読んでいるうちに、忘れかけていた味が口の中に蘇ってきた。味や匂いや、食感、食べ物に付随する思い出。 『失われた時を求めて』でマドレーヌの味で過去を思い出す有名なシーンがあるが、本当にそのように次々と色んなことが思い出されて懐かしくて少し悲しかった。 とりあえず、トゥールーズ風カスレのレシピが手元にある。食べたくなったらカスレが食べられる。 いつかまたトゥールーズに行けるように。
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カスレ大好きな著者が、カスレの本場、トゥールーズへホームステイした日々を綴った一冊。 カスレとは、白いんげん豆と鴨やソーセージ、豚肉などを一緒に煮込む仏南西部の地方料理。トゥールーズの人々のカスレへの愛情が伝わってきます。これからの寒い季節、煮込み料理で体の中から温まってはいかが...
カスレ大好きな著者が、カスレの本場、トゥールーズへホームステイした日々を綴った一冊。 カスレとは、白いんげん豆と鴨やソーセージ、豚肉などを一緒に煮込む仏南西部の地方料理。トゥールーズの人々のカスレへの愛情が伝わってきます。これからの寒い季節、煮込み料理で体の中から温まってはいかが?
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