かたちの日本美 の商品レビュー
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配置、構図について、最初に例示している。 ジャポニズムが、配置、構図についても西洋とは違うらしい。 西洋の黄金比(1.1618)に対して、日本の白銀比(1.141421356) 構成原理 造形の要素 形 色 材料 テクスチュア 運動 技術 造形の秩序 統一 harmony contrast symmetry 非対象asymmetry propotion 分割division 歪曲distortion balance accent rhythm 繰り返しrepitition 組の繰り返しalternation 色の漸変gradation 形の漸変progression composition 配置layout 集中centrarity 放射radiation 力線spannung variety
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[ 内容 ] 今や世界的な評価を受ける日本のデザイン感覚。 その背景にある日本人独自の造形原理とは何だろうか。 リアリズムにとらわれず自然を抽象化する日本の造形原理は、ジャポニスムとして西欧に衝撃を与え、デザインという考え方そのものの出発点ともなった。 浮世絵やキモノ、陶器、大和絵といった日本の伝統美術を、「斜線」「余白」「ぼかし」「にじみ」「紋」などデザイン学の視点から多角的に分析することで、現代のデザインにまで通底する「かたちの日本美」に迫る。 [ 目次 ] 序章 和の美と日本人 第1章 日本人の美意識と造形原理 第2章 和の美と日本文化 第3章 ジャポニスムと西洋文化 第4章 現代デザインの中の日本美 終章 未来への伝統美 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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日本のことについてはなるほどと思える点もあったが、西洋美術に関わる話に関してはかなり疑わしい気がした。なにより西洋美術史上の流れを何でもかんでもジャポニズムに根拠をもっていくのはどうか。ピカソのキュビズムまで根拠をジャポニズムだと言っているのは、明らかに違うはずだ。少なくとも、当...
日本のことについてはなるほどと思える点もあったが、西洋美術に関わる話に関してはかなり疑わしい気がした。なにより西洋美術史上の流れを何でもかんでもジャポニズムに根拠をもっていくのはどうか。ピカソのキュビズムまで根拠をジャポニズムだと言っているのは、明らかに違うはずだ。少なくとも、当時の西洋社会におけるプリミティブな文化に対する関心、文化人類学的な関心の高まりという背景について一言述べるのでないと、ただただジャポニズムがすごかったのだと誤解する人もいるのではないだろうか。 とにかくいろんな部分の根拠付けがとても強引で、全体的にとても乱暴な議論だと感じた。もっと日本美の分析に重点を置いた議論を期待していたので、「西洋と比べて日本は良い」というのが延々続くのには、正直うんざりしたし、がっかりした。
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卒研資料として。 日本の美に対する考え方についての話。 筆者が日本(の自然)が大好きなのが伝わってきます。
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