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「週刊新潮」が報じたスキャンダル戦後史 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/03/31

週刊誌だけに限らず 次々に「紙」媒体が姿を消していく 私自身は 週刊誌は全く読まない けれども  新聞への広告、電車の中刷り広告は かなり 興味を持って読んでしまう 「戦後史」はちょっと書きすぎかな とは思うけれども その当時の雰囲気を切り取っている という意味で興味深く読みま...

週刊誌だけに限らず 次々に「紙」媒体が姿を消していく 私自身は 週刊誌は全く読まない けれども  新聞への広告、電車の中刷り広告は かなり 興味を持って読んでしまう 「戦後史」はちょっと書きすぎかな とは思うけれども その当時の雰囲気を切り取っている という意味で興味深く読みました 最後の方に載せられた ー「週刊新潮」厳選 名タイトルでみる五十年史 は 一見の価値あり

Posted byブクログ

2023/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2023年2月元毎日新聞記者の西山太吉氏が死去した。 西山氏は沖縄返還をめぐる政府の密約をスクープした西山事件の当事者だ。 日米の間に密約があるのではないかと疑い、外務省の女性事務官に”情を通じて”機密文書を持ち出すよう働きかけたと言われている。 西山氏と女性事務官は逮捕起訴され、一審東京地裁で無罪となるも、二審、最高裁で有罪が確定した事件だった。 西山氏が亡くなったことで当時の事件が改めて報じられており、本書に女性事務官の手記が載っていることを知り、読んでみることにした。 読んでみると、事務官の方はNOと言えない性格の方だったのだろうか。結局、犯罪に手を染め、周りの信頼を裏切り、仕事を失い、離婚にも至る。事務官の方は既に亡くなられているそうだが、過ちを悔いる人生だったのだろうか。 本書は全体的に政治家の女性問題や金問題の掲載が多く、いまさらという感じもしたが、事件ものについては知らない事件が多く、こんな事件があったのかと驚いた。

Posted byブクログ

2019/03/16

週刊新潮が主に昭和時代に暴いた主に政治・経済のスクープをまとめたもの。 時代が古くて知らないものが多かったが、その時代の世相を反映してることはわかった。

Posted byブクログ

2019/02/27

 古い事件史を読むのはなぜか興味を掻き立てられてしまう。煽るタイトルに惹かれたこともあり、通読。三菱銀行事件などは記憶にもあり、鮮烈な印象を持っているが、その記事に初めて知ることがあり驚いた。当時の週刊紙の記事を40年後に読む、という時間差が面白い。  真実を探る、あるいは事件の...

 古い事件史を読むのはなぜか興味を掻き立てられてしまう。煽るタイトルに惹かれたこともあり、通読。三菱銀行事件などは記憶にもあり、鮮烈な印象を持っているが、その記事に初めて知ることがあり驚いた。当時の週刊紙の記事を40年後に読む、という時間差が面白い。  真実を探る、あるいは事件の背後を詳細に分析した、というよりは、何かしらの事象に関する、記者の一感想、という気もしなくはないが、一面の歴史報道でもある。類書をまたあたりたい。

Posted byブクログ

2013/12/15

 記憶ある事件、幼いころまるで関心がなくて通り過ぎていた出来事。さらに長じてから知ったことの空白一部を埋めてくれる記事。  三島由紀夫の最期も知ることが出来た。介錯した青年をさtらに介錯した人。今は何を考えどう生きてきただろうか。  脳死問題と続く臓器移植、政治と金の問題。新聞で...

 記憶ある事件、幼いころまるで関心がなくて通り過ぎていた出来事。さらに長じてから知ったことの空白一部を埋めてくれる記事。  三島由紀夫の最期も知ることが出来た。介錯した青年をさtらに介錯した人。今は何を考えどう生きてきただろうか。  脳死問題と続く臓器移植、政治と金の問題。新聞ではここまで切りこめなかった当時の傑作報道を収録している。ならば、本としてその後の当事者、法的整備等にも追補してほしかった。  

Posted byブクログ

2012/05/07

正直、あまり面白くはなかった。 本多勝一が、当時からうそつき呼ばわりされていたのには笑ったが。

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2011/09/28

戦後のスキャンダル記事がたくさん入っているのでそれなりに楽しめます。ただ,ほとんどが記事をそのまま載せただけで,事件の背景等の説明がないのが不親切です(札医大事件の記事に,当時札医大の医師だった渡辺淳一がコメントをしたため,大学をやめざるを得なくなり,作家となったというエピソード...

戦後のスキャンダル記事がたくさん入っているのでそれなりに楽しめます。ただ,ほとんどが記事をそのまま載せただけで,事件の背景等の説明がないのが不親切です(札医大事件の記事に,当時札医大の医師だった渡辺淳一がコメントをしたため,大学をやめざるを得なくなり,作家となったというエピソードだけは加えられていますw)。創価学会の選挙違反の事件では,被疑者を匿名にしているのに,被害者を実名にして報道し,本にまとめる際にもそのままというのも,気になりました。この週刊誌の編集姿勢なのか,単なる手抜きなのかわかりませんが。皇族について何か仕事をしろという立場の記事があり,当時はそういう論調があったのかと思い,その点は興味深かったです。スキャンダルの戦後史を概観するという点ではいい?本だと思います。

Posted byブクログ

2011/01/16

新潮ジャーナリズムには独特の「毒」、反骨精神、いい意味での野次馬根性があった。それは週刊新潮にしかない「週刊誌」ならではの持ち味であり、だからこそ私の就職第一希望先も新潮社だったりもしたわけだ。今、すべてを「過去形」で語らざるをえないことが淋しくてならない。本書は新潮ジャーナリズ...

新潮ジャーナリズムには独特の「毒」、反骨精神、いい意味での野次馬根性があった。それは週刊新潮にしかない「週刊誌」ならではの持ち味であり、だからこそ私の就職第一希望先も新潮社だったりもしたわけだ。今、すべてを「過去形」で語らざるをえないことが淋しくてならない。本書は新潮ジャーナリズムの素晴らしさと同時に、その凋落をも強く印象づける1冊である。

Posted byブクログ