犬ですが、ちょっと一言 の商品レビュー
ちょっと評価が難しい本かも。漱石の『猫』なんかと比べるとなんだか批評性が甘く大したことがないようにも思われるが、1985年アメリカということを考えると今の日本的感性(いわゆる常識)で考えてはいけないのかも。動物同士の話の部分はまあ面白いし。もう一度読みなおすとまた感想が変わるかも...
ちょっと評価が難しい本かも。漱石の『猫』なんかと比べるとなんだか批評性が甘く大したことがないようにも思われるが、1985年アメリカということを考えると今の日本的感性(いわゆる常識)で考えてはいけないのかも。動物同士の話の部分はまあ面白いし。もう一度読みなおすとまた感想が変わるかも。
Posted by
「犬ですが、ちょっと一言」 著者 ミュリエル・ドビン 訳 乾信一郎 出版 早川書房 p66より引用 “「おれの考えでは、 空想ってもんはアルコールと同じくらい気ばらしになるんだよ」” 犬のジョーが見た、 人間の世界と彼ら動物の世界を書いた一冊。 同族の犬はもちろん、 猫や...
「犬ですが、ちょっと一言」 著者 ミュリエル・ドビン 訳 乾信一郎 出版 早川書房 p66より引用 “「おれの考えでは、 空想ってもんはアルコールと同じくらい気ばらしになるんだよ」” 犬のジョーが見た、 人間の世界と彼ら動物の世界を書いた一冊。 同族の犬はもちろん、 猫やミバエとでも世間話を楽しむ様子は、 なんとも楽しそうです。 上記の引用は、 ジョーの友人ジョゼフの一言。 アルコールで気晴らしが出来ない下戸の人たちにとっては、 良い方法だと思います。 けれど、 空想がいつも楽しい方向に行くわけではないのも、 アルコールと似ているような気がします。 ーーーーー
Posted by
ジンを飲んでタイプする犬・ジョーが、飼い主や他の動物、そして世界について一言。動物も呑気に見えても実は色々考えている!?でも飲み過ぎにはご注意を!
Posted by
- 1