幸せのそばに の商品レビュー

スーザン・フォックス(著者),大島ともこ(著者)

2013/04/21

大けがをしたヒロインが、傷ついた小鳥のようにふるふる震える姿がキュンとするロマンス。
必至に残された妹の子供達のためだけを考える姿に、保護欲を刺激されるケイド。
不器用な男は好きだ。

敵対心を燃やしていた隣人の娘の役どころは今ひとつだったが、けなげなヒロインの涙に涙腺刺激されました

http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2697.html

2012/10/09

ヒーローが出だしからヒロインの体調の悪さやライバル女の嫌がらせを見抜き、気分良く読めるのですが、LOVE度は低め。お互い誠実な人柄なので、ストーリーの山場にドラマチックさはありません。

2011/10/21

牧場主+事故で大怪我し妹死亡　[more]入院中に引き取られた甥姪に会いにヒーローの家へ

2009/10/04

数カ月前、コリーンは車を運転中にひどい事故に巻き込まれ、体中に傷を負ったばかりか、同乗していた妹を失った。遺された幼い二人の子供たちは、コリーンの入院中に叔父のケイド・チャルマーズに引き取られたらしい。子供たちに会いたい一心で、コリーンは何度もチャルマーズ家に連絡を取ろうとしたが、手紙も電話もことごとく無視された。ついに矢も楯もたまらなくなり、健康にはほど遠い体にむち打ってケイドのもとを訪れると、彼は手紙も電話も知らないと断言した。結局、子供たちには会わせてもらえることになったが、ママを殺した、と甥に責められ、コリーンはショックで気を失う。さすがにケイドも何かがおかしいと感じたらしく、目を覚ましたコリーンに彼は別人のように親切に接した。だがそのやさしさと微笑みの裏では、心ない計画が練られていた。

遺された甥や姪と良い関係を築きたい、というヒロインの心情はわからなくはないけど、そんなに急がなくてもと思う。手紙を奪われたり弟に嘘をつかれたりとヒーローは間抜けというか、思慮が足りない感じ。二人とも性格は地味目だし激しいやりとりもなく、淡々と進んでいく。ヒーローのベイビー呼ばわりはちょっと違和感。金髪碧眼の華奢な美女相手ならＯＫだけど、このヒロインには似つかわしくないと。