芭蕉入門 の商品レビュー
松尾芭蕉の生涯と、作品、作風を分かりやすく語る本です。著者の芭蕉への深い共感とリスペクトに溢れています。芭蕉が死ぬまで求めて止まなかった俳諧への思いに打たれます。
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松尾芭蕉の生涯と、彼の追及した風雅の意義について解説している入門書です。 「俳諧師芭蕉」というタイトルで24回に渡って放送されたNHKラジオの番組をもとにしているとのことで、たいへん分かりやすく書かれています。
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松尾芭蕉の生涯と芭蕉が追い求めた人生や人間像、美を解する人間に対する理想と「人とはこう在れば美しいと思う」という芭蕉の考えを著者の井本氏の解釈も加えてわかりやすく噛み砕いて説明しています。 学校で習う以上に松尾芭蕉を知りたい方にオススメします。
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もとはラジオか何かの公演だったそうです。 初心者にもわかりやすく、芭蕉の作品やその変遷を解説してくれています。
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無性に奥の細道・・・というか芭蕉という人物が知りたくなり衝動買い・衝動読み タイトルが示すとおり「芭蕉」という人間の生涯を時系列ごとに追い、 時々で彼の作風が(蕉風と呼ばれる)どのような契機で以って完成していったのかを辿っている。 郷里の伊賀から江戸へ一旗上げることを目論見、...
無性に奥の細道・・・というか芭蕉という人物が知りたくなり衝動買い・衝動読み タイトルが示すとおり「芭蕉」という人間の生涯を時系列ごとに追い、 時々で彼の作風が(蕉風と呼ばれる)どのような契機で以って完成していったのかを辿っている。 郷里の伊賀から江戸へ一旗上げることを目論見、上京(当時は上京とはいわないのかも) 念願叶い、俳諧師として江戸でちょっとした売れっ子になる。 しかし謂わば流行の最先端に居る自分に嫌気が差し半隠居、 世間から外れたアウトサイダーとしての道を歩み始める。 当初は俄然肩肘張った反世俗的風情が滲み出る作品が 幾度もの旅と時を経るにつれ徐々に和らぎ、角が取れ一種の諦観を内包するようになる。 そして「奥の細道」旅行でその作風は完成される。 本の内容は言ってしまえばたいした事はない。 だが、そこかしこで取り上げられる芭蕉の俳句と著者の解釈が読者を飽きさせない。 この本を片手にのんびりと彼の辿った旅路を辿りながら俳句を味わってみたい気分にさせてくれる。
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松尾芭蕉の一生をさらっと紹介。 だいたいの流れが掴める感じなので、すごく便利。 文章が淡々としているので読みやすい。
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