1,800円以上の注文で送料無料

ロードムービー の商品レビュー

3.7

223件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    80

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2009/11/07

1作目…最後にとんでもなく驚かせられました。ただこの設定だと無理があるような。 子どもなのにしっかりした登場人物が多かったように思います。いや、自分がダメダメすぎたのか!?

Posted byブクログ

2009/10/28

「冷たい~」から生まれた作品もあって読んでいて楽しかったです。 「ロードムービー」「道の先」「雪の降る道」の3つが収録されています。 3つともどこか寂しくて切なくてそして暖かな話でした^^

Posted byブクログ

2009/10/27

<内容>感動の欠片がつまった、優しい短編集 デビュー作『冷たい校舎の時は止まる』から生まれた3短編が描くのは、誰もが感じやすさを抱えながら暮らすこの世界の片隅。切なさがゆっくりと心に満ちてくる…

Posted byブクログ

2009/10/22

[ ロードムービー ] 皆の憧れの存在であるが故に、クラスから虐めを受けるトシと、その唯一の親友ワタル。二人はある目的の為、家出をしようと決心する。 一見か弱いワタルと、彼の腕を引いていくトシ。 それでも互いに弱くて、互いに強い。 そんな二人が手を組んだとき、怖いものなど何もな...

[ ロードムービー ] 皆の憧れの存在であるが故に、クラスから虐めを受けるトシと、その唯一の親友ワタル。二人はある目的の為、家出をしようと決心する。 一見か弱いワタルと、彼の腕を引いていくトシ。 それでも互いに弱くて、互いに強い。 そんな二人が手を組んだとき、怖いものなど何もない。 互いに支え合って、互いに思いやり。 小学校五年生にもなれば、世の不条理が垣間見えてしまう。それでもきっと、この二人は真っ直ぐに生き続けることが出来るだろうな、と思う。 終盤の小学校での選挙のシーンでは思わず鳥肌が立ってしまった。 [ 道の先 ] 大人びた容姿を持ち、頭の回転が早い中学生、千晶。彼女が恋したのは、塾のアルバイト講師である「俺」だった。 あ、この「俺」は「冷たい校舎」のあの子だな、と分かり再会出来た気分。 千晶は、確かに大人びていて、だからこそ大人をなかなか信用せずに、塾の講師たちを審査する。不合格だった者を千晶は虐める。 それでも千晶の目は鋭い。 恋愛対象として「俺」を見てしまう。 彼女が「俺」に云う言葉は、全くその通りだと感じた。 いくら大人びていたって、子供は子供。 苦しんで悲しんで、ひたすらにもがいて。 この時期の生きづらさが描かれていてシンクロしてしまった。 [ 雪の降る道 ] 風邪で寝込んでしまったヒロと、そのお見舞いにいつもお土産を持ってくる友だち、みーちゃん。 此の話が一番「冷たい校舎」の登場人物に関わっていると思う。 みーちゃんの優しさと、ヒロのもどかしさ。 子供ならではの不器用さと、素直な優しさが読めて胸が温かくなる、そんなお話。 最後の章が「エピローグ、またはプロローグ」となっているのは「冷たい校舎」の読者にしか解らず、逆に読んでいない人は何のための描写なのかよく解らないかも。 こういう露骨な繋げ方は、一般ウケは悪いだろうな。 「冷たい校舎」はもう何年か前に読んだので、記憶が曖昧。 それでも残った記憶から連想していくと、手のひらサイズの話が、ぶわっと広がって見えます。

Posted byブクログ

2009/10/04

短編集で、三本の話があります。 どれもデビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」に関連したお話になっているので、そちらを読んでいた方がより楽しめます。

Posted byブクログ

2011/10/21

タイトルのロードムービーは面白い。このぐっとくる感はさすが。 ただなぁ、この作家さんは、あざとさがどんどん強くなってきてしまっているような感じがする。 辻村深月という作家になれてしまったゆえにそう感じるのか、本当に変わってしまったのか、判別は着かず。

Posted byブクログ

2009/10/04

リフレッシュ休暇の手前だったせいか完全に涙腺が崩壊。 冷たい校舎のスピンオフ。楽しく読ませてもらいました。 私が気になっていた主人公たちの後日談もあったしね!

Posted byブクログ

2009/12/31

冷たい校舎のスピンオフ。読んでる途中で気づいた時にはうれしかったなー。 1話目が1番好きだったな。 子どもには子どもの世界がある。 大人にとっては小さなことでも、子どものとっては大きなことで。 今はもう忘れてしまった事であったり感情であったりだけど。 なんか無性に泣きたくなる感...

冷たい校舎のスピンオフ。読んでる途中で気づいた時にはうれしかったなー。 1話目が1番好きだったな。 子どもには子どもの世界がある。 大人にとっては小さなことでも、子どものとっては大きなことで。 今はもう忘れてしまった事であったり感情であったりだけど。 なんか無性に泣きたくなる感じ。 辻村深月は、教育学部出身、というのがすごく納得のいく著作が多くて。 子どものことを勉強したんだなーというのがよくわかる。

Posted byブクログ

2009/10/09

『冷たい校舎の時は止まる』の姉妹編みたいな短編集。 この作品単体でも楽しいけど、やっぱり、この人があの人で・・・なんて考えながら読むと楽しさ倍増!!!

Posted byブクログ

2011/07/31

やはり辻村深月。外さないな…しっかり、泣かせて頂きました。「ロードムービー」はボロボロに泣きました。っていうか、これ、「冷たい校舎の時は止まる」のスピンアウトとか…H17.5.30に読んでました。もうすっかり忘れてしまった。読み返すべきか…

Posted byブクログ