銀河帝国の興亡(2) の商品レビュー
今回は二部構成。第一部は帝国との攻防が描かれ、第二部ではミュールという本格的な危機が訪れる。そして問題は次巻に持ち越し。どうもあまりSFを読んでいる気がしないのは、SF的ガジェットを用いながらも、描かれるのはリアルな人間の争いだからだろう。訳については創元が特別良いとも思わないの...
今回は二部構成。第一部は帝国との攻防が描かれ、第二部ではミュールという本格的な危機が訪れる。そして問題は次巻に持ち越し。どうもあまりSFを読んでいる気がしないのは、SF的ガジェットを用いながらも、描かれるのはリアルな人間の争いだからだろう。訳については創元が特別良いとも思わないので、ハヤカワに戻ることにする。
Posted by
(第Ⅰ部) 主な登場人物 ラサン・ディヴァーズ…〈ファウンデーション〉の貿易商人 デューセム・バー…シウェナの老貴族 ベル・リオーズ…「帝国最後の人」となる艦隊司令官 ブロドリグ…クレオンⅡ世に仕える内大臣 クレオンⅡ世…〈第一帝国〉の最後の皇帝 状況 帝国vsファウンデーショ...
(第Ⅰ部) 主な登場人物 ラサン・ディヴァーズ…〈ファウンデーション〉の貿易商人 デューセム・バー…シウェナの老貴族 ベル・リオーズ…「帝国最後の人」となる艦隊司令官 ブロドリグ…クレオンⅡ世に仕える内大臣 クレオンⅡ世…〈第一帝国〉の最後の皇帝 状況 帝国vsファウンデーション リオーズ、ブロドリグの計画を知ったディヴァーズとバーは帝国を脱出し、皇帝のいる惑星トランターを目指す。 (第Ⅱ部) 主な登場人物 トラン…惑星ヘイヴンの住人 ベータ…ファウンデーションの出身でトランの妻 マグニフィコ…道化師 インドブル…テルミナス市長 プリッチャー大尉…情報局の人間 エブリング・ミス…心理学者 ミュール…ミュータント 第Ⅰ部より80年後の話。 〈セルダン計画〉に含まれていない、ミュールの出現。 原子兵器を無効化する武器を所持しており、ファウンデーションを占領する。 ファウンデーションが占領される前に、トラン、ベータ、マグニフィコ、ミスはヘイヴンに逃れた。 しかし、そのヘイヴンもやがてミュールにより制圧されるとのことで一行はトランターを目指す。〈第二ファウンデーション〉を探求中。 そう、ファウンデーションは二つあるのだが、〈第二〉のほうはどこにあるのかわからない謎に包まれているのである。そして、トランターにて衝撃の事実が発覚する。実に論理的に種明かしがされる場面はミステリーを読んでいるようだ。2巻はおもしろい!
Posted by
ファウンデーション第2巻。毎回危機を迎えるけどその度に克服してきたファウンデーションが今回は呆気なく負ける。ミュールはセルダンの歴史心理学を超えた存在なのか、それとも彼でさえセルダンの手の上で踊っているだけなのか、とても気になる。早めに次巻も読もう。
Posted by
ファウンデーション・シリーズ、怒涛の第2巻。 統計学と人間の心理学をベースに、マスとしての人類の未来を 科学的に予測する心理歴史学。 人間の巨大な塊のなかに、たった一つの人類以外の存在が紛れ込み、 権力を掌握したら、心理歴史学に拠って予測された未来はどうなるのか? 衰えが目立ち始...
ファウンデーション・シリーズ、怒涛の第2巻。 統計学と人間の心理学をベースに、マスとしての人類の未来を 科学的に予測する心理歴史学。 人間の巨大な塊のなかに、たった一つの人類以外の存在が紛れ込み、 権力を掌握したら、心理歴史学に拠って予測された未来はどうなるのか? 衰えが目立ち始めた銀河帝国にミュータント『ミュール』が現れ、 授かった超能力を駆使して、あっと言う間に銀河皇帝の座を簒奪。 はたしてハリ・セルダンら心理歴史学者達はこの事態を予測していたのか? 銀河の未来はどうなるのか ... 初めて読んだのが小学生の頃だったが、今読み返しても手に汗握る。 是非御一読を。
Posted by
科学力と貿易で力をつけるファウンデーション。銀河帝国との対立も起こります。今は亡き創設者のハリ・セルダンはホログラフ装置に心理歴史学で予測した未来への対処方法を残していましたが‥‥。不測の人物・ミュールの登場。そして第2ファウンデーションとは??壮大なファウンデーションシリーズ第...
科学力と貿易で力をつけるファウンデーション。銀河帝国との対立も起こります。今は亡き創設者のハリ・セルダンはホログラフ装置に心理歴史学で予測した未来への対処方法を残していましたが‥‥。不測の人物・ミュールの登場。そして第2ファウンデーションとは??壮大なファウンデーションシリーズ第2巻。
Posted by
- 1