芸術崇拝の思想 の商品レビュー
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000032806
Posted by
芸術崇拝の思想―政教分離とヨーロッパの新しい神 (和書)2011年03月25日 14:35 松宮 秀治 白水社 2008年10月 柄谷行人さんの書評から読むことにしました。 芸術のシステムを知るいい機会だった。こういった見方ができなければ結局は足を掬われるということ、資本と...
芸術崇拝の思想―政教分離とヨーロッパの新しい神 (和書)2011年03月25日 14:35 松宮 秀治 白水社 2008年10月 柄谷行人さんの書評から読むことにしました。 芸術のシステムを知るいい機会だった。こういった見方ができなければ結局は足を掬われるということ、資本と国家を強化することにしかならないらしい。 ネーションの形成ということ、交換様式Dということを明確に区別するためには芸術崇拝というものに躓かないように気を付けなければならないらしい。
Posted by
「つまり「歴史の連続性をぶち壊そうとするアナーキーな意図」から「規範化した伝統や規範的なものすべて」を悪ときめつけ、「デカダンスがそのまま。野蛮、野生、あるいは原始的なものの中に。自らを認めるような時間意識」であるといえる。いいかえれば、自己が承認するもの意外は、すべて軽蔑し、侮...
「つまり「歴史の連続性をぶち壊そうとするアナーキーな意図」から「規範化した伝統や規範的なものすべて」を悪ときめつけ、「デカダンスがそのまま。野蛮、野生、あるいは原始的なものの中に。自らを認めるような時間意識」であるといえる。いいかえれば、自己が承認するもの意外は、すべて軽蔑し、侮辱し、冒瀆し、反社会的、半道徳的なポーズが大きければ大きいほど仲間内からは英雄視され、その索引製作よりもその仲間独自の「ダンディズム」のポーズが様になればなるほど周囲の注目と尊敬を集めるという、独特の「芸術家」の存在様式をつくりあげる方向に進んでいったのが、近代芸術の「救いがたさ」になっているというのが、ハーバーマスの結論である。 共感するところ多し。
Posted by
- 1