メメント・モリ の商品レビュー
色んな意味で難しすぎました。それだけ解釈の仕方もあると言う事で。体内の水分が雲となり、やがては野菜や植物を育てる事もあるでしょう。深い。
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いつこの世から別れても、後悔が、少ない生き方を出来ればと思う。死を考えながら生きる事は、出来ないが。皆の幸せを願い、皆の幸せを喜びとし、それにより、自分も幸せでありたい。
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高慢でギトギトした物言いは、元となった旧作の初版、八十年代の時勢をよく伝えていると思う。 今になって初めて手にしたが、当時だったらどう受け取っただろう。熱狂していたのかもしれない。ある意味妬ましい。
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2008年初版。200ページに満たない作品です。写真と短い文章で構成されています。何度も読み返しました。感想を書こうと思いつつ書けずにいます。きっと、この本は今後も何度も何度も読み返すと思います。きっと感想も変わってくると思います。「メメント・モリ」は、ラテン語で「自分がいつか死...
2008年初版。200ページに満たない作品です。写真と短い文章で構成されています。何度も読み返しました。感想を書こうと思いつつ書けずにいます。きっと、この本は今後も何度も何度も読み返すと思います。きっと感想も変わってくると思います。「メメント・モリ」は、ラテン語で「自分がいつか死ぬことを忘れるな」「死を忘ることなかれ」と言う意味らしいです。だからと言って日々を享楽的に生きると言う解釈ではないように思います。目を背けたいような写真もあります。今の閉塞的な世界に読んで、生きること死ぬと言うことを考える意味で価値ある作品だと感じます。また読み返してみます。
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死を常に感じながら生きること。人間が人間として生きるうえで必要なことだろう。 死の瞬間が命の標準時。最初の言葉と写真から、なぜか進めなくなった。死が根源であり、基本である。そこに向けて一歩一歩進んでいく。それが生きること。 誰にでも訪れる死の瞬間まで、なんとか踏ん張って生きて...
死を常に感じながら生きること。人間が人間として生きるうえで必要なことだろう。 死の瞬間が命の標準時。最初の言葉と写真から、なぜか進めなくなった。死が根源であり、基本である。そこに向けて一歩一歩進んでいく。それが生きること。 誰にでも訪れる死の瞬間まで、なんとか踏ん張って生きていきたい。 読むたびに違う感じ方をする本だと思う。また期間空けて読みたいと思う。
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前に読んだ時は分からなかったことが分かるようになっていた。それは楽しいことではないけど、私も後者の阿呆の方を選ぶしかない。 言葉の力、写真の力、強い。ウッとなるほど 「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」 また時間をおいて読みたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっと図書館が再開しました。3月末に予約したこの本は、藤原新也さんの写真と箴言で満ちたもの。タイトル『メメント・モリ』とは、「自分の死を常に想い続けよ」という意味ですかね。中世ヨーロッパはペストが猛威をふるうなか、人々がすがった宗教的な言葉なのだそうです。 ほんと3月末あたりの私は新コロに恐怖していたただなかでしたよ、なんたって人工呼吸器まで買ってしまったくらいですもん、咳ひとつしてないのに! なぜか東アジアではそう致命率は高くなく収束ムードもありますが、先進数カ国の惨状を見るととてもホッとできる気分にはなれませんわな。 それでも「自らの死を想う」気持ちはどっか吹っ飛んじゃったのもたしか。が、この本を開いて現実に引き戻されました。 《ちょっとそこのあんた、顔がないですよ》 痛い、本質を突かれました! 新コロどうのこうのじゃないんですよね。 《よく気をつけて見ていると、足もとに、いつも無限の死がひそんでいる》 生の裏に死はきちんと潜んでんだ、せっかく生きてんだ、ちゃんと楽しめってことですよね。だって藤原さんの言葉はズシリ重いけれど写真はどっか軽やかだもんな。ワンコに死体食われてる写真あったりするにもかかわらずだよ! 《ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。》 肝に銘じます!
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昔読んだ本。今から思えば、なんでこんな本を1,800円も出して買ったのかよくわからない。図書館の持帰り棚に寄付。
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ユーモアがありつつも深いところまで死を思いたくなる。写真にひと言だけ添えるというスタイルが想像力を喚起する。時折開いて見たくなる。
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すごい本だなと思う。言葉と写真で紡ぎだされる印象は現代人から遠ざけられている感情であったりなかなか巡り会えない景色だったり。その印象はどれも大切な何かを含んでいて添えられている言葉がその世界へ見るものをいざなう。気が座ってきてほっとする本でもある。
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