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ブロードウェイ夢と戦いの日々 の商品レビュー

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2011/09/03

ブロードウェイ「コーラスライン」の舞台に立つ、ウチナンチュー ユカの記録。ものすごいパワー全開の内容。『裸でも生きる』にちょっと似たところがある。オーディションで、「私の歌に審査員が驚いた」…などなど、たぶんその通りなんだろうけど、なかなか日本人の感性では書けない表現が多い。英語...

ブロードウェイ「コーラスライン」の舞台に立つ、ウチナンチュー ユカの記録。ものすごいパワー全開の内容。『裸でも生きる』にちょっと似たところがある。オーディションで、「私の歌に審査員が驚いた」…などなど、たぶんその通りなんだろうけど、なかなか日本人の感性では書けない表現が多い。英語の翻訳本を読んでいるような気になる時も多い。それもそのはずで、ユカは3歳からインターナショナルスクールで学んだ、精神の半分はアメリカンな女の子なのだ。そう思えば納得のいく部分もあるし、若さゆえとも言えるか? 若くなければここまで大胆に、自分をほめるような書き方はできないのかもしれない。(たぶん本人的には、ほめているわけではなく、事実を客観的に書いているのだと思うが)とにかく読んでいて(最初の違和感をクリアしてしまえば)、気持ちいい!!カッコいい!!ブロードウェイに立つまでのことが、いろいろわかって面白かった。*この本、校正が甘すぎ。著者がかわいそー!

Posted byブクログ