奇想遺産(2) の商品レビュー
Posted by
世界の独特な建築について、2ページで1建築でとりあげている。 全ページカラーで写真も多くて良いです。 以下、心に残ったもの。 ・サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂 フランチェスコ・ボロミーニとジャン・ロレンツォ・ベルニーニのライバル関係おもしろい。 ・イタリアのルッカの...
世界の独特な建築について、2ページで1建築でとりあげている。 全ページカラーで写真も多くて良いです。 以下、心に残ったもの。 ・サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂 フランチェスコ・ボロミーニとジャン・ロレンツォ・ベルニーニのライバル関係おもしろい。 ・イタリアのルッカのグイニージの塔 中世の風景をそのまま守り続ける街の風景も素敵だし、塔の上に空中庭園という情景が素晴らしい。 ・エッフェル塔 あの時代に難関と思われた工事なのに、1名の死者もださず、工期内で工事を終えた、というのに少し感動。エッフェル素晴らしい。彼は塔の中に自分の空中研究室をもっていたらしい。 ・ガゾメーター ウィーンのガスタンクを再利用した集合住宅。環境は悪そうだけど、大人気らしい。 ・楽園ラス・ポサス 金持ちが金にあかせて作ったガウディっぽいものらしい。おもしろそうではある。 ・パリ植物園内の進化の大ギャラリー 動物の剥製がノアの方舟のようにひしめく、大迫力。おそらく、国立博物館の剥製のフロアにも影響を与えているんだと思う。 ・チェコ、ズリーン市にある、空飛ぶ社長室 社長室がエレベーターのようになっていて、各階に移動できる。実際にはヒトラーのチェコ侵攻で使われることがなかったそうなのが残念。
Posted by
前巻よりもネタに困ったのか、これを紹介するのはちょっと、と思うような有名すぎるものも数多くあり 建築の紹介関しては数多く優れた書籍が存在するので、この本を出発点にする必要はどこにもないと思います
Posted by
世界のインパクトある建築物大集合。 本屋や図書館の建築コーナーを眺めてると「建築=思想」って訴えるものがとっても多い。まあ、そんな大上段から主張しなくても、人が作るものには意図せずとも思想は反映されるんだからさ・・・。とはいっても、建築という巨大物の発するエネルギーは、ほかの造形...
世界のインパクトある建築物大集合。 本屋や図書館の建築コーナーを眺めてると「建築=思想」って訴えるものがとっても多い。まあ、そんな大上段から主張しなくても、人が作るものには意図せずとも思想は反映されるんだからさ・・・。とはいっても、建築という巨大物の発するエネルギーは、ほかの造形物と比べたら、質量的に膨大なのは自明。 意図された思想のボリュームたるや。 フルカラーで楽しく時間を過ごしました。有名なものも多かったので子供たちもしばしば覗きにきてたし。って何年か前に行った養老天命反転地」が載ってたから手にとったんだけどね。(国内なとこが我が家だ・・・)
Posted by
世界遺産級の建築を残す建築家は、どこか人とずれてないと出来ないことがよく分かる本。けっこうケチョンケチョンな解説文が多くて斬新。
Posted by
1巻よりもさらに真面目になった印象。他の本やテレビで見たことがある有名所がかなり入ってる。その「奇想」さについての解説も、どっかで聞いたことがあるのが多い。 他に「当時はかなり異端な表現だった」っていうのが結構あって、今では世間に認められてるものだからつまらない。
Posted by
建築マニア推奨 旅のお供にも良いでしょう。 今はインターネットで何でも調べられる時代だから、こういうマニアックな視点は大切。
Posted by
- 1