英会話ヒトリゴト学習法 の商品レビュー

酒井穣【著】

2010/05/03

「英会話ヒトリゴト学習法」、前に書店で立ち読みして以来、レベル1の英英辞典の定義をやっています。最初は、絶句して終わり　でしたが、少しずつ言葉が出てくるようになりました。
図書館で借りてゆっくり読んだら、メモだらけになり、買えばよかったと思いました。今度はレベル3の、Why?Because...繰り返す「なぜなぜ5回」をやってみようと思っています。

・外発的なモチベーション（←英語くらい出来ないと～という脅迫で）というのは、内発的なモチベーションと比べて持続力が乏しい。日本人が英語学習に挫折するのは、結局内発的なモチベーション得られていないから。

2009/12/26

「はじめての課長の教科書」、「あたらしい戦略の教科書」が個人的にはまずまずだったので購入。

一応1年間米国留学の経験がありますが、大学を卒業するまで一度も海外に出たこともなく、どちらかというと英語は苦手科目でもあったので、もっと早くから英語力を磨いておくに越したことはなかったなとよく思いました。ここで提案されている英英辞典を駆使したヒトリゴト学習法ですが、英語のコミュニケーション力を付けるための学習法として、理屈としてはしっくりきます。話す語彙と聞く語彙が違い、話す語彙を増やすことが必要というのも実感通りです。

英語を喋っている自分は、日本語を喋っている自分とは違う自分ではないか(アルターエゴ)、という指摘については、これまでそんな風に意識をしていませんでしたが、なるほどと自分でも思います。著者は英語教育は専門でないのですが、分析力が優れているので気が付くのでしょうね。

英語のスキルというのは著者の「はじめての課長の教科書」でも、また大前研一もこれからのビジネスマンに必要なスキルのひとつとして挙げています。時間があれば自分ももう一段高いところに行きたいなと思うのですが、時間と気持ちの余裕が取れないのですよね...

2009/10/04

一言語につき一人格、上手くなってからではなく上手くなるために使う、初学者は発音は無視してリズム重視などの視点は面白いです。モチベーションが大きくモノをいうという主張は納得です。
ただ、学習方法は人を選ぶと思います。はっきりいって面倒です。単語の意味のわからないままでスピーチをコピーし続けるのは結構辛いんじゃないかとか、効果はありそうだがあまりおススメできる方法ではない気がする。内的モチベーションを高めることを最も重要視した上での学習方法なのですが、逆にそもそも勤勉な人格が必要な気がする方法が多いと感じました。

巷に溢れている同じような方法論の本とは違うので、読み物としては面白かったです。内容にはおおむね満足していたのですが、残念な点として、最後の解説の人が一部を明らかに間違って説明していたので、その辺のチェックが甘いところが、著者の主張の説得力を下げ出版に対する安易な姿勢が見えたような気がして、一気に冷めました。

2009/10/04

「〜するだけで」とか「すぐ出来る」とかのたぐいではないのがまず良かった。外発的な動機で、外堀を埋めるのではなく、内発的動機を持続させるための学習法というところも面白い。そして何より、第二言語習得や外国語教育などについて一定のリサーチをきちんとしているなぁと窺えるところが、読んでいてよく分かって、よくある少ない事例の誇大表示的な学習法とは一線を画しているのではないかと。
学習法自体はおそらく英語がそれなりにできてる人がやったことがある、やっているものではないかと思えるが、それをきちんと伝える人が少なかったのかもしれない。
もう一つ、英語を学習する意味として、英語キャラを持つことの有用性について述べていた点も、一般的な「英語ぐらいできないと」とか「英語ができるとビジネスで成功する」といったたぐいの脅迫的なメッセージとは違って面白みがありました。

2009/10/07

（2009/2/15読了）TOEICはなんとか900点に行きましたが、あんまりにも話せないのでアウトプット学習もしなくては〜と思い、一人でできそうなこの「ヒトリゴト」学習法を手に取りました。とりあえずスキマ時間にやってみようと思います。

2009/10/04

道具としての英語の学習だけでなく、英語を使うもう一つの人格を持つことで、ビジネスに役立てようというのがポイント。ヒトリゴト＝アウトプットの練習がメイン。英単語の意味を英語で説明して、英英辞典で答え合わせをする練習。重要語を強調することで会話にリズムをもたせる発音法。あらゆる問題にwhy?を５回繰り返す、問題解決法など。

2009/10/07

「アルターエゴ（もう一人の自分）」という独自の理論の元の英会話学習法を書いた本。
後半のほうは自分のレベルとあっていないのでわかりませんが、レベル１に書かれていた内容はとても良いです。
結局言語はアウトプットしないと覚えないので、それを考慮した学習法は参考になります。

2009/10/04

別言語でアルターエゴ？気になります。

11/29購入、読了。
「これからは英語ができないと！」という脅しめいた外発的動機ではなく、
自分から学びたいと思うような内発的動機が大切だ、ということに納得。
学生時代はそんなに好きでもなかった英語を、
いま自分が学び続けていられるのは、
「簡単なことが英語で伝えられない」ことに対する悔しさ・恥ずかしさがある。
もうああいう思いはしたくない、、という気持ちが自分の中にあるからだと気付かされた。

2019/01/06

課長の教科書、戦略の教科書に続く新作は、英会話。
いまさら英会話もないかとおもったが、その切り口をみたく・・。

ヒトリゴト法による著者の努力が伺われる。
あったりまえだかそんな簡単にはみにつかない。
日本語でも自分から話さないのに、英語はなおさら。
大助花子ではないが、アフアフ状態。

【ポイント】
25/「日本語で思考する私」と「英語で思考する私」という二人の人間がブレンストーミングする。
26/英語を学ぶということは、・・・アルターエゴ（別人格)を育てること
30/語学の修得には、自我を超越する「精神の鍛錬」という側面
79/内容語と機能語を音で区別する
117/国際社会では安易に「Yes」に逃げず、「No」とどんどん自己主張していく必要
118/information とintelligence
170/日本人の英語力を向上させる鍵はスピーキング

はじめての課長の教科書　酒井穣 3/23
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=753670084&owner_id=3413510

あたらしい戦略の教科書　酒井 穣 7/26
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=881833523&owner_id=3413510

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