1,800円以上の注文で送料無料

文章の品格 の商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/02/01

「読みやすい文章を書きたい」という気持ちで本書を手に取ったが、中を読んでみると、想像していた‘お堅い’内容ではなく。 リンボウ先生の上品な文章が、「こんな文章を書けるようになりたい」と私に思わせ、本書にあったことは全て実践したいと思った。 文章はセンスが全てだと思っていたのだが、...

「読みやすい文章を書きたい」という気持ちで本書を手に取ったが、中を読んでみると、想像していた‘お堅い’内容ではなく。 リンボウ先生の上品な文章が、「こんな文章を書けるようになりたい」と私に思わせ、本書にあったことは全て実践したいと思った。 文章はセンスが全てだと思っていたのだが、積み重ねでもあるのだと、視野を広げることができたので、満足だ。

Posted byブクログ

2017/12/13

現政府は日本国民(特に若者)に対して、愛国心を植え付けたいと躍起になっている様に見えるが、そんなの簡単。 古典文学の面白さ・楽しさに気付ける様な教育が出来れば、嫌が応にも自国愛を育む事が出来るでしょう。 平家物語・土佐日記に始まり、漱石や鷗外に至る我が国の文学発展の素晴らしさ...

現政府は日本国民(特に若者)に対して、愛国心を植え付けたいと躍起になっている様に見えるが、そんなの簡単。 古典文学の面白さ・楽しさに気付ける様な教育が出来れば、嫌が応にも自国愛を育む事が出来るでしょう。 平家物語・土佐日記に始まり、漱石や鷗外に至る我が国の文学発展の素晴らしさをどこまで若者に伝えられるかは我ら世代に掛かっている。

Posted byブクログ

2014/06/02

「文は人なり」「古典に学べ」と、書いてあることをまとめてしまえばそういった結論になってしまうが、それをきちんと読ませ納得させる「品格」がこの本にはある。細かい文章のテクニックなどは書かれていないが、文章を書くときの基本姿勢を見直すのによい。

Posted byブクログ

2014/02/14

大切なのは、そのとき仮にあなたがうれしかったとしたら、どこでどんな経験をして、どういう経緯があって、だれがどんなことを言ったりして、それがどういう結果をもたらしたか、というような具体的な事実を、感情を交えないで書いておかなくてはなりません。 *・*・*・*・ 卒論やESに向...

大切なのは、そのとき仮にあなたがうれしかったとしたら、どこでどんな経験をして、どういう経緯があって、だれがどんなことを言ったりして、それがどういう結果をもたらしたか、というような具体的な事実を、感情を交えないで書いておかなくてはなりません。 *・*・*・*・ 卒論やESに向けて、ちゃんとした文章がかけるようになりたいなあと思って借りてきた本のひとつ。 普段の言葉遣いが文章にも反映される。 句読点とか漢字平仮名カナとか、構成とか推敲とか、文章を書くって大変なことなんだなあと。いままでパラーンとかいてきたレポートはなんだったんだろうと。

Posted byブクログ

2013/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとつ良いことを教わった。 文章力を上げるには古典を読むことだ。 また、こうも言っている、普段の会話、話の品格を上げること。

Posted byブクログ

2012/11/20

なるほどと思わせる本です。文章の基本は「日ごろの話し言葉」にあると書いています。前半は共感できました。後半は筆者のひとりよがりのような感じがしました。薄い本でしたが、飽きました。誤字脱字はありませんでした。

Posted byブクログ

2016/08/23

・世阿弥の精神をいつも心に。(客観視) ・古典文学は日本語の美しさを凝縮したもの。古典から学ぼう。 これが私のこの本からの学びですが、もう少し実践的な本かと思っていたので正直少し期待はずれでした。

Posted byブクログ

2009/12/20

本としては凄く読みやすかったです。すらすらと読めました。 中身はというと、中身も難しいことは書いてなくて、納得のいく話ばかり。 理解するのは簡単なんです。 でも、量の多さは?というとまだ足りないなぁといったところでした。 もうちょっと、深いことをついてもよかったし、もっと詳しく語...

本としては凄く読みやすかったです。すらすらと読めました。 中身はというと、中身も難しいことは書いてなくて、納得のいく話ばかり。 理解するのは簡単なんです。 でも、量の多さは?というとまだ足りないなぁといったところでした。 もうちょっと、深いことをついてもよかったし、もっと詳しく語ってくれてもよかったんじゃないかな。ちょっとだけ、物足りなく思いました。 でも参考になる話が多かったので、読んでよかったと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/04

文章術のエキスを簡潔にまとめてある。 すぐに読めるが、それを実行に移すとなると、これはなかなか難しい。 著者が鴎外の文章にあこがれており、先行作家として伊丹十三と北杜夫を意識していたというあたりに、納得。 「独りよがりの文章は誰も読まない」という指摘がいちばん胸に応えた。...

文章術のエキスを簡潔にまとめてある。 すぐに読めるが、それを実行に移すとなると、これはなかなか難しい。 著者が鴎外の文章にあこがれており、先行作家として伊丹十三と北杜夫を意識していたというあたりに、納得。 「独りよがりの文章は誰も読まない」という指摘がいちばん胸に応えた。 古典訳も手がけていると知ったので読んでみたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

文章の基本は日ごろの話し言葉にある。 世阿弥の「離見の見」第三者の目で見る大切さ。 独りよがりの文章は誰も読まない。 最高のお手本を選び、筆写する事で文章の呼吸を知る。 古典は感動の宝庫。

Posted byブクログ