みきわめ検定 の商品レビュー
なんか・・・なんか・・・ロクデナシな相手に恋する女性視点ばっかりやぞ・・・!!? あとなんともいえないどうしようもない日常生活の中の暗部。 わりとスッキリしないぞ・・・、椰月先生自身としてはこういうのがお好きらしい・・・ふむ。
Posted by
同時に出版された『枝付き干し葡萄とワイングラス』より、こっちの方が好みでした。 特に表題作の「みきわめ検定」が面白かった! ラストの「西瓜」も通じるものがあって好き。付き合いたての時って、こんなかんじで、相手の一挙一動に敏感に反応しちゃうよなぁ。と感じました。 著者のあとが...
同時に出版された『枝付き干し葡萄とワイングラス』より、こっちの方が好みでした。 特に表題作の「みきわめ検定」が面白かった! ラストの「西瓜」も通じるものがあって好き。付き合いたての時って、こんなかんじで、相手の一挙一動に敏感に反応しちゃうよなぁ。と感じました。 著者のあとがき読んだら、レイモンド・カーヴァーの短編を読みたくなった!
Posted by
ちょっと、ちょっとぉ。。。 面白いわ。 最初「みきわめ検定」と最後「西瓜」が同じ匂いがする。 恋愛中の甘ったるいあの感じ、懐かしいなあ・・(笑) それが、一変するほんのちょっとの相手の仕草。これは経験ないけど、わかるような気がするわ。 ますます、椰月さんに惚れてきた。
Posted by
グングン上がっていくはずだったのに 何もかも結局は許してしまうはずだったのに それを自分も望んでたのに やっぱり違うってことに気付いてしまう寂しさ。 簡単なようなことで難しい。 だからやっかいだ、自分が。
Posted by
■結婚「まで」の男と女のある場面 「そろそろ今日あたり、キスのその先をすることになるに違いない。」結婚前の男女の、危うい気配を鋭く切りとる、今もっとも注目の作家・椰月美智子の短編集。 ■■恋しているときは相手のどんな部分にもトキメキを感じるけど・・・冷めるときは一瞬だなと、確...
■結婚「まで」の男と女のある場面 「そろそろ今日あたり、キスのその先をすることになるに違いない。」結婚前の男女の、危うい気配を鋭く切りとる、今もっとも注目の作家・椰月美智子の短編集。 ■■恋しているときは相手のどんな部分にもトキメキを感じるけど・・・冷めるときは一瞬だなと、確かに共感しました。不意をつくように恋におちるのなら、恋が冷めるのも突然。その危うさを描いた一冊。
Posted by
短編はさくっと読めるんだけれども、 そこそこの読解力が必要となる。。と実感。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-555.html
Posted by
+++ 結婚「まで」の男と女のある場面 「そろそろ今日あたり、キスのその先をすることになるに違いない。」結婚前の男女の、危うい気配を鋭く切りとる、今もっとも注目の作家・椰月美智子の短編集。 +++ 表題作のほか「死」 「沢渡のお兄さん」 「六番ホーム」 「夏」 「と、言った。」...
+++ 結婚「まで」の男と女のある場面 「そろそろ今日あたり、キスのその先をすることになるに違いない。」結婚前の男女の、危うい気配を鋭く切りとる、今もっとも注目の作家・椰月美智子の短編集。 +++ 表題作のほか「死」 「沢渡のお兄さん」 「六番ホーム」 「夏」 「と、言った。」 「川」 「彼女をとりまく風景」 「きのこ」 「クーリーズで」 「西瓜」 +++ 読みながら、このざわざわする心地はなんなのだろう、と何度も考えた。ちょっとした、けれど永遠に寄り添うことのないズレだろうか。噛み合うはずの歯車のほんのわずかな軋みだろうか。どの物語も、胸の中を不穏にざわめかせるのである。善悪とか、常識とかに当てはめられるようなものではないなにかがどの物語にもたゆたっているのである。そしてその気分が解決したのはあとがきだった。なんとそれは、「やっちまった感」だったのである。
Posted by
gyaoで ベンダースのレイン というのをこの間 見ましたがあげるあげない のところがなんかにているなぁ と
Posted by
レイモンド・カーヴァーの「やっちまった感」が好きだと後書きで書いている。寡聞にしてこの作家のことを知らないのだが、「やっちまった感」というまとめかたで読むと、なるほどなあと思える短編集だ。
Posted by
- 1