新編 悪魔の辞典 の商品レビュー
上質な(若しくは低俗な)ジョーク集と取るべきなのか、若しくは西洋至上主義キリスト教者(でも男性)による傲慢な思考を知る本なのか、えらい悩みました。パラ見したら面白かったので借りてきたけれど、ジョークとしてとらえるには60Pくらいでお腹いっぱい。訳が解りにくいのもちょっとな。聖書や...
上質な(若しくは低俗な)ジョーク集と取るべきなのか、若しくは西洋至上主義キリスト教者(でも男性)による傲慢な思考を知る本なのか、えらい悩みました。パラ見したら面白かったので借りてきたけれど、ジョークとしてとらえるには60Pくらいでお腹いっぱい。訳が解りにくいのもちょっとな。聖書や当時の時代背景、及びビアス氏の略歴(性格)等、予め知らなければ半分程度しか楽しむことができないかも。風刺の狙いが解らなかったのが軽く悔しい。今でも通じるシニカルな笑いがあるのも確か。もう少し、時が経ったら再読したい一冊です。
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・政界、宗教界の腐敗堕落等、アメリカ史上最も恥ずべき時代に生きた作者が、政治家や聖職者を風刺し、嘲った「冷笑家用語集」。 ・聖職者とは自分は天国に至る道のインコースを走っているものであると主張し、勝つ、その道を通るものに、通行料を課したいと思っている紳士のこと。
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