恋と剣 の商品レビュー

エリザベス・メイン(著者),小林町子(訳者)

2009/10/04

前に『ハイランドの花嫁』で好きになれなかったエリザベス・メイン。
この作品はヒーローがヒドいけれど評判は悪く無かったので読んでみた。
ウ〜ン......私の好みの作家ではないみたい。

ヒーローがヒロインを不当に扱うのだけど，理由付けとか説明とかが腑に落ちなくて、最後の最後まで何故そうしたのかとかの説明もモノローグも無く、ただただ相思相愛ハッピーエンド.......ヾ(・＿・；）ﾁｮｯﾄ‥
あまり女性の気持ちを考えていないような......男の側に都合が良いだけの展開ちゃう？？
切なさとか展開は面白いから、もうちょっと説明が欲しかったナ.....。
.............（あらすじ）......................................................
九世紀半ば、フランスはピカルディー地方―有力貴族を父に持つシーアが妹とふたり、川辺で薬草摘みに興じているところに一艘の小舟が忍び寄る。
中には野蛮なバイキングの姿があった。男たちの目的は、女性を誘拐して自国に連れ帰ること。敵に襲われて奪取された女たちの代わりに妻にしようというのだ。
妹は逃すことができたが、シーアは敵の手に落ちてしまう。幸い、賊はバイキングではなかったものの、賊の首領、北の鷹と呼ばれる男はシーアの身分に気づかず、彼女に不当な仕打ちをしようとする。（作品の紹介より）
.............................................................................................

2009/10/04

強引かつご都合主義の展開がスバラシイ（笑）ここまで行くと、いっそ清々しいです♪シリーズの開幕に相応しい逸品だと思います。これで免疫をつくると、この後、どんな本が来てもＯＫな感じです。