妖精郷の騎士 の商品レビュー
北欧神話が舞台だった1巻に続き2巻はスペンサーの「妖精 の女王」の世界が舞台。妖精の女王に関しては、何となく 知っているような気がしていたし、知らなくても楽しめると いう書評が多かったので予習をしないで読んだ。もちろん 楽しめたし、面白い内容ではあったのだが、その楽しみ方は 結構...
北欧神話が舞台だった1巻に続き2巻はスペンサーの「妖精 の女王」の世界が舞台。妖精の女王に関しては、何となく 知っているような気がしていたし、知らなくても楽しめると いう書評が多かったので予習をしないで読んだ。もちろん 楽しめたし、面白い内容ではあったのだが、その楽しみ方は 結構細かいところまで知っている北欧神話編とはまるで違う 楽しみ方だったと白状しなければならない。やはりこの シリーズを心ゆくまで楽しもうと思ったら予習はかかせない と思うな。 というわけで「狂えるオルランド」を読み終えて第3巻に 続きます。
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- ネタバレ
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ゲンナリンファンタジー(動機が不純・いろいろヘタレ) というかっこいいファンタジーとは一線を画す 残念ものとなっています。 でも、一応科学を応用した 魔法を使うことはできるのです。 はじめこそ使い方が残念ですが だんだんと使い方を知っていくうちに ちゃんと戦闘力として、 使いこなせるようになります。 もちろん出てくるのは美女です。 でも、このシェイは実にけしからん人で 挑発行為もします。 でもセクハラはしませんよ。 健全ギャグファンタジーですから。 次は何をやらかすのやら…
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元祖・アンチヒーロー、ハロルド・シェイシリーズ第二巻。 天野さんが表紙を手がけられた本は多々ありますが、個人的に、この表紙(白馬に乗ってたたずむヒロインの姿)がベストだと思う次第です。原画は本当に美しかった……。 シェイマーズ教授の発明した「論理方程式」で移動した、今度...
元祖・アンチヒーロー、ハロルド・シェイシリーズ第二巻。 天野さんが表紙を手がけられた本は多々ありますが、個人的に、この表紙(白馬に乗ってたたずむヒロインの姿)がベストだと思う次第です。原画は本当に美しかった……。 シェイマーズ教授の発明した「論理方程式」で移動した、今度の冒険の舞台は、スペンサーの「妖精の女王」(例によって、原作は知らなくても楽しめます)。 前作の失敗を充分に活かし?今度は準備も予習もきっちりしっかり整えて主人公達は、剣士と魔法使いというふれこみで、黒魔術師を倒しにでかけることになります。 (物語変わってしまうやん、というつっこみはなしの方向で) ところが教授は貴婦人・フロリメルの美しさにぞっこん惚れ込んでしまうし、ハロルドも森の中の女戦士、弓使いの美女ベルフィービーに一目惚れ。本気で物語の世界を変えてしまう気かこいつら、と、はらはらしながら一気に読みました。 「Pが非Qと同値であれば、Qは非Pを含意するが……」と言うのは、異世界間を移動する原理を構築する「論理方程式」の冒頭部分なのですが、当時小学生だった私は一生懸命これを暗記しようとしたものでした。 そしたら自分も物語の世界に入っていけるかもしれない、と、本気で思っていたのです。 ……それだけの説得力を持って書かれている物語だ、ということです。
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ディ・キャンプさんとプラットさんコンピの「ハロルド・シェイ」もの第2弾。でもこのシリーズはこの小説からだった。古典のファンタジー世界に入るメタファンタジーって言えるのかな。
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