医学生 の商品レビュー
秋田を舞台にした本というコーナーが秋田市立明徳図書館にあり、そこで紹介されていたので読んでみました。 高校時代秋田大学の医学部を目指した時期もあった自分にとっては、結局知ることのなかった医学部の世界を見ているような気がしてとても面白かったです。 僕は地元が秋田なので、川反や昼...
秋田を舞台にした本というコーナーが秋田市立明徳図書館にあり、そこで紹介されていたので読んでみました。 高校時代秋田大学の医学部を目指した時期もあった自分にとっては、結局知ることのなかった医学部の世界を見ているような気がしてとても面白かったです。 僕は地元が秋田なので、川反や昼寝といった地名や、雪の描写などがすごく良くわかり、感情移入もしやすかったです。 県外の人から見た秋田ってこんな感じなのかとも思いました。
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- ネタバレ
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地方医学生の様子が生々しい。 筆者の自叙伝的小説であろう。 雪国で生まれ育った者じゃないと、雪国での生活はほぼ鬱になるらしい。 そこへきて新設大学となると、鬱の倍、と、いったところか。 ポリクリ辺りからかなりはしょってあるので、もう少し詳しく読みたかったな。 そして最後の四人の現況はとても良かった。 医師、といっても、いろんな生き方がある。
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新設で歴史も権力もない医学部で学び医師となっていく4人の学生が描かれている。 自分の所にとても似ている。もっと低学年の時に読んでおきたかった。
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医学部出身者であるからこそ書ける物語なのだろうか。生と性、そして死、というものをテーマとして強く感じた。
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