評伝 有元利夫 早すぎた夕映 の商品レビュー
若くしてこの世を去った近代を代表する芸術家、有元利夫。 生前の彼の姿や彼の挑戦と理想と苦悩を、美術評論家であり、 また、彼と交友が深かった米倉守が語る貴重な一冊。 本書は、これほどまでに…と読者を唸らせるほど、美術という概念を 有元利夫と米倉守の両者が手を取り合うように語りかけ...
若くしてこの世を去った近代を代表する芸術家、有元利夫。 生前の彼の姿や彼の挑戦と理想と苦悩を、美術評論家であり、 また、彼と交友が深かった米倉守が語る貴重な一冊。 本書は、これほどまでに…と読者を唸らせるほど、美術という概念を 有元利夫と米倉守の両者が手を取り合うように語りかけてくる。 その声は、美術・芸術の意味云々よりも、人生そのものに精通する。 芸術の道を志す人はもちろん、今を生きるすべての人にお勧めしたい。 そして最後はふたりの人生に、感動の涙を流していただきたい。
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