デザインのへそ デザインの基礎体力を上げる50の仕事術 の商品レビュー

矢野りん(著者)

2014/11/20

　デザインについて書かれた本。著者は矢野りんさん。紙媒体のデザイナーからWebのデザイナーを経由して現在はBaiduに所属している。全体としてコラム形式の内容で、個々のトピックはメインの文章と注釈という構成となっている。
　デザイン現場の泥臭さや色々な手法が書かれている。扱うデザインの範囲はプロダクトからウェブ、紙媒体、マーケティング、認知科学までと幅広い。またデザインに関する豆知識や予備知識も充実している。しかし矢野さんの個人的な趣味が反映されていて偏った内容であることが否めないように思う。
　これからデザインに取り組もうという方には、デザイン現場の実際を垣間見えることができていいかもしれない。またデザインについて興味があり暇つぶしを目的とした読み物としても堪能できる内容だと思う。

2013/01/23

デザインマインドとは何か？　
をシニカル、コミカル、ユーモアのフィルターに通してひとつひとつ教えてくれる。

ストレートにまじめにデザインを学ぼうとしている学生には、
他の書をおすすめする。
デザイナーって何だ？　
と、行き詰った人にはいいかもしれない。

2013/01/24

何を伝えたいのかよくわからない本だった。
デザインに対しての専門用語ならともかく、
関係ない言葉をわざわざ小難しく横文字を使っている。
注釈が前頁上下に流し込まれて落ち着かない

教えるというより知識の押し売り（特にデザイン以外）に見えてしまい、
読んでいてあまり楽しいと思えませんでした。

ゆるい感じのイラストだけは見ていて心地よかった

2017/01/08

イラストが面白いのと斬新な切り口で構成されている。
50コのデザイン仕事術の項目があるので好きなところから
読めるのがいい。

2011/07/24

「グラフィック・デザイナーやWebデザイナーとぐだぐだしゃべると、よくこんな話、出てくるなぁ」という感じ。主に広告制作畑デザイン職人の現場の声を編纂したような、50項目羅列です。
どんな読者を想定しわざわざ出版したのか不明。

Webサイトやブログを使い、ちょっと凝ったデザインにし掲載してもらえば「おー！なかなか思慮深く仕事しておられる」と、きっと思ったんじゃないかなあ。
なのに書籍にすると「デザイン職人って、なんでこんなに考えが薄っぺらいんだろ？」と感じてしまうのは、書籍メディア特性のせい？

2010/07/22

伝える」「質を維持する」「洗練させる」「目立たせる」「人を動かす」「感動させる」「愛される」など、デザインという仕事をする上で、また、より良いデザインをする上で、もっと大切な50のキーワードを、ペーソス溢れるイラストとわかりやすい解説で綴ったデザイン心に効く一冊です。

2009/10/07

イラストが最高。
「イラストだけ読んで飛ばし読みしようかな…」とか思っていたら、文章のほうもタメになることが多くてじっくり熟読。
何かをつくる（デザイン）に関わる人におすすめ。