「家族計画」への道 の商品レビュー
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11145112
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
荻野美穂『「家族計画」への道―近代日本の生殖をめぐる政治』岩波書店、読了。本書は近代日本の避妊と堕胎・中絶をめぐる社会意識の変化を追跡、人工政策史以上のユニークな一冊。時代により避妊、堕胎・中絶の「意識」が全く異なっている。 たとえば明治期において、避妊する夫とは自身に対する侮辱と感じる妻が多い。第一次大戦後に産児制限運動が登場する。しかし避妊と堕胎・中絶を区別する意識は乏しかったという。また現代においては、宗教団体による「命を大切にする運動」(生長の家)、障碍者による優生思想への挑戦、水子供養との関連など知らないことが多く非常に勉強になった。 荻野美穂『「家族計画」への道―近代日本の生殖をめぐる政治』岩波書店、2008年。『人口問題研究』〔(J.ofPopulationProblems)67-3(2011.9)pp.52~53〕掲載の書評(佐藤龍三郎) pdf http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19563504.pdf
Posted by
家族計画。堕胎と避妊のはなしですけど避妊より堕胎の方が OK な時代あり生めよ増やせよ あり増やすな あり
Posted by
- 1