あの空の下で の商品レビュー
「愛情たっぷりに育てられた子供は、優しい人間になると言われる。愛され方を知っているから、愛し方が分かるわけだ。[...]とすれば、愛されている観光客が、優しい観光客に変貌してもおかしくない。」(131ページ) 旅にまつわる12の物語り。 旅先で思い出す人、感じる気持ち、見い出す...
「愛情たっぷりに育てられた子供は、優しい人間になると言われる。愛され方を知っているから、愛し方が分かるわけだ。[...]とすれば、愛されている観光客が、優しい観光客に変貌してもおかしくない。」(131ページ) 旅にまつわる12の物語り。 旅先で思い出す人、感じる気持ち、見い出す景色。 どれも繰り返されることのない、貴重な体験だ。
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10年程前のエッセイと短編、確かに四十歳の感性で書かれてる。しかし翼の王国シリーズは、丁度良い枚数だな、家で読んでも。
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ANAの機関誌。 小説12編+初エッセイが、小説の2編の後に1編ずつ書かれている。 どれもそれほど、心に留めるような作品ではないのだが、、、、 さわやかさなのか? 異国の地へのあこがれなのか? それとも、昔行ったことのある場所だからか? 近くて行っていない台湾。 読んでいると、行きたくなってしまった。
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吉田修一を好きになるキッカケになったANA機内誌の連載を集めた短編集。うち3編を読んだことがあったのは、それだけよく飛行機に乗ってたということか…。 やっぱりいいよ!ウチが初めて読んだ「自転車泥棒」をはじめ、どれもなんかいい!うまく説明できんのがもどかしいが、人間の寂しさとか、温かさとか、そういうのがじわ~っと詰まってる感じ。
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ANA「翼の王国」連載のショートストーリー&エッセイ。 旅行にまつわる何気ない話、穏やかな気持ちになれるとともに旅行に行きたくなる。 「空港を出た瞬間、身体にしっくりと馴染む国がある。」 著者にとって台湾がそんな国だという。 そう感じられる場所があることがとても羨ましい。...
ANA「翼の王国」連載のショートストーリー&エッセイ。 旅行にまつわる何気ない話、穏やかな気持ちになれるとともに旅行に行きたくなる。 「空港を出た瞬間、身体にしっくりと馴染む国がある。」 著者にとって台湾がそんな国だという。 そう感じられる場所があることがとても羨ましい。 (図書館)
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旅の空の下で、偶然出会った笑顔、親切、人のぬくもり…。 一枚のスナップ写真を見てその時を思い出すような、ノスタルジーを感じる旅をテーマにした短編小説とエッセイ。 言葉にはうまくできない気持ちや感情を、精一杯表してみようとするけど、なんとなくズバリと言い切れない。でも、その言い切っ...
旅の空の下で、偶然出会った笑顔、親切、人のぬくもり…。 一枚のスナップ写真を見てその時を思い出すような、ノスタルジーを感じる旅をテーマにした短編小説とエッセイ。 言葉にはうまくできない気持ちや感情を、精一杯表してみようとするけど、なんとなくズバリと言い切れない。でも、その言い切ってないあたりがなぜか心に響く。
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飛行機内に置いてある機内誌の小説みたいだなと思ったら、ホントにそうだった。あっさりとした中にも作者特有の味があって面白かった。喜多嶋隆な感覚だよな。
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旅に関する短編小説集 巻末の初出一覧の 「翼の王国」ANA を見て全てが繋がった気がした どこかで読んだ事あるような 旅をしたくなる物語が多かった 相手を許してあげたいと思う気持ちと、相手に謝らせたいと思う気持ち。自分も含め、そのどちらが心を支配しているだろう...
旅に関する短編小説集 巻末の初出一覧の 「翼の王国」ANA を見て全てが繋がった気がした どこかで読んだ事あるような 旅をしたくなる物語が多かった 相手を許してあげたいと思う気持ちと、相手に謝らせたいと思う気持ち。自分も含め、そのどちらが心を支配しているだろうか。
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2013.8.8読了。 旅行に行った飛行機の中でこの中のひとつを読んだはずなのに、旅行の楽しさでどれだったか忘れている。 確かに、「翼の王国」で吉田修一の名前を見たはずだ。
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著者の旅行記と短編からなる本でANAの機内の本に連載されてたらしい。非常に読みやすく、知らない海外にまつわるエピソードがとても新鮮に感じた。
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