瑠璃でもなく、玻璃でもなく の商品レビュー
今の自分に凄くグサグサ刺さる物語でした。結婚早くしたいって思っていたけど、そうでもない。 えりこにも美月にも共感できた。 一気に読んでしまいました。
Posted by
どちらの女性にも感情移入できて共感の嵐。 特に前半の美月の心情はパーフェクトに近い。 唯川さんの経験の賜物。 これはたまたまみんながうまくいったパターン。 実際はそんなに簡単ではない。 『人はいつだって、ないものねだりの生き物だ』
Posted by
ラストがモヤモヤ。 今周りの結婚が多く、自分も早く、と焦っていたが、なぜ結婚にこんなに憧れを抱いているのか、結婚は憧れられるようなものなのか、ゆっくり考えるきっかけになった。
Posted by
結婚は不満との戦い。 美月、不倫相手朔也、その妻の英利子。 ふたりが一人の男を取り合う。 離婚からその後のご活躍の英利子、この流れはうまくできすぎ、全く共感は得られないとおもう。 少し昔の話なので、時代背景を面白く読める。
Posted by
美月と英利子の対比する人生がとても面白かった。結婚がゴールではない。人の数だけ、いろんな生き方があると改めて思った。 しかし離婚があんなにさらっと成立してしまうのはどうかなぁ、と。あそこでもう一悶着くらいあってもよかったかも?(笑)
Posted by
2017.1.4-1 専業主婦に憧れ結婚したものの、仕事を始めて面白くなりつつある時に、夫に離婚を切り出され、マネージメント会社を設立し成功させる英利子と、英利子の夫と不倫の末に妊娠・結婚し家庭に収まる美月の二人の、それぞれの結婚観と人生観。
Posted by
夫が不倫、離婚された英利子が、夫の浮気相手である若い美月に慰謝料として2万1千円を請求したところが良かった。2万というのはネイル代だというから脱帽。 人間としては英利子のほうが何倍も上。 あと、女はやはり結婚しても仕事を辞めてはいけないということがよく分かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
女性としてのそれぞれの生き方。 既婚の朔也との不倫の末、妊娠して世間では略奪婚と言われる結婚をし出産した美月。 専業主婦に憧れていた英利子は突然夫である朔也に離婚を言い渡され、どん底を経験しての起業しキャリアウーマンとしてバリバリ働く日々。 周りの女性はどんどん結婚して、自分だけが段々と取り残されていく孤独感と焦り。 結婚を人生のゴールだと考えてはいけないよね。 男女平等だと言われる社会で、全然平等でもない働きながらも結婚に焦り出産年齢を気にするようになりーの、女は大変よ。 美月が26歳で今の自分と同じ年で、26でデキ婚は恥ずかしいと思うけれど、この年齢になると周りがどんどん結婚していくから焦る気持ちがなんとなくわかり、とにかく読みやすかった)^o^(
Posted by
女性の心の動きを繊細に描けるのは流石。いつ読んでもグッと心を掴んで最後まで連れて行かれる。登場人物が狭い範囲内にいるのは2時間ドラマ的だけど。
Posted by
女性の心理描写がとてもリアルだと聞いていて全くその通りだなと。 前半は心抉られる気分でした。 人生が無い物ねだりだとつくづく思いました。
Posted by