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スイートアント の商品レビュー

3.6

18件のお客様レビュー

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2011/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実花、高校3年生。パパとママの死をきっかけに、ふたりがそろって日雇いのフリーターだったことが判明。遺産はゼロ、住んでいた家も失くし、憧れていた専門学校への進学も帳消し。絶望のふちに立った実花を、さらに絶望させる最悪の出来事、それは大嫌いな叔母さんに引き取られることだった。叔母さんは、オシャレで美しかったママの妹のくせに、地味で無愛想で変わり者…。嫌で嫌で仕方なく始まった叔母さんとの共同生活だった。けれど、そこにはパパとママとの生活にはなかった、力強くて温かい、確かな幸せの感触があったのだった。 ぶっきらぼうで、他人行儀なおばさん。 その中で深まっていく確かな絆がなんとなく羨ましくも感じる。 恋愛描写がちょっと軽く感じたのが残念。

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2011/08/10

「スイッチ」より断然良かった。スイッチもそうだけど、この作家さんは古着が好きなんだな。 まだ稚拙な部分はたくさんあると思うけれど、これからが楽しみな作家さんで有り続けて欲しいと思った。

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2011/07/27

「生きてるだけで幸せなのよ」 高校を卒業する直前に、パパとママが死んだ。 絶望のふちに立った実花を救ったのは、大嫌いだったはずの“叔母さん”だった。 泣いたり、笑ったり、怒ったり。 毎日を丁寧に生きる温かさが身体中にじんわりと染み渡る。

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2011/04/09

実花、高校3年生。パパとママの死をきっかけに、ふたりがそろって日雇いのフリーターだったことが判明。遺産はゼロ、住んでいた家も失くし、憧れていた専門学校への進学も帳消し。絶望のふちに立った実花を、さらに絶望させる最悪の出来事、それは大嫌いな叔母さんに引き取られることだった。叔母さん...

実花、高校3年生。パパとママの死をきっかけに、ふたりがそろって日雇いのフリーターだったことが判明。遺産はゼロ、住んでいた家も失くし、憧れていた専門学校への進学も帳消し。絶望のふちに立った実花を、さらに絶望させる最悪の出来事、それは大嫌いな叔母さんに引き取られることだった。叔母さんは、オシャレで美しかったママの妹のくせに、地味で無愛想で変わり者…。嫌で嫌で仕方なく始まった叔母さんとの共同生活だった。けれど、そこにはパパとママとの生活にはなかった、力強くて温かい、確かな幸せの感触があったのだった。日本ラブストーリー大賞シリーズ。

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2011/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

甘いおばさん!?というタイトルに惹かれた。 全然甘くなかったけど。カラクチだったけど。 さとうさくらさん、読みやすいね。 後に何がのこったか。希望?再出発? 好感の持てる終わり方もよかった。

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2010/10/03

ろくでもないけど、あたたかい人達。 なんだかそんな印象。 私は、人間くさいものが好きだから、この小説はとてもリアルで素敵だと思いました。 大地と実花のざっくばらんな関係も好き。 大地みたいな人、私だったらもう関わらない様にしたいけど、心の片隅で「好き」って気持ちがあれば、関...

ろくでもないけど、あたたかい人達。 なんだかそんな印象。 私は、人間くさいものが好きだから、この小説はとてもリアルで素敵だと思いました。 大地と実花のざっくばらんな関係も好き。 大地みたいな人、私だったらもう関わらない様にしたいけど、心の片隅で「好き」って気持ちがあれば、関係性は変わってもどこかでつながってるんだろうなぁ。 ☆気になった部分 実花のことば。 「何があっても、意外と普通に生きてる自分にびっくりです」

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2009/10/07

長編小説 なんとなぁく前々から気になっていたさとうさくらさん。 装丁もかわいらしかったので借りてみました。 内容は・・・ おしゃれで大好きな両親を、交通事故で失った実花は、驚愕の事実を知る。 両親は、貯金もなければ、生命保険にも入っていないただのフリーターだったのだ。 住...

長編小説 なんとなぁく前々から気になっていたさとうさくらさん。 装丁もかわいらしかったので借りてみました。 内容は・・・ おしゃれで大好きな両親を、交通事故で失った実花は、驚愕の事実を知る。 両親は、貯金もなければ、生命保険にも入っていないただのフリーターだったのだ。 住む家もお金もない実花の前に現れたのは、デカくて、ゴツくて、ダサいおばさん。 おばさんの家に居候になった実花は地道に古着店屋で働き始める……。 絶望の中でも、小さな希望をかき集めて生きる青春小説。(by Amazon) ひとつひとつの言葉が丁寧でかわいらしくて好きです。 ベタベタしすぎていない人と人の関係性がいいかんじ。 映画化されてもよいものになりそうな予感。 彼女の本は発見次第読もうっと。

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2009/10/04

あたりまえなことなんて なにもなかった。 なにもない から なんでもできる そんなきれいごと、どうだっていい。 当事者になったら笑えない。 けど、彼女の作る服を着てみたい。 さとうさくらさんはほんとうにいい本書いています。 前にSWICHで大感激してくれた友達に貸して...

あたりまえなことなんて なにもなかった。 なにもない から なんでもできる そんなきれいごと、どうだっていい。 当事者になったら笑えない。 けど、彼女の作る服を着てみたい。 さとうさくらさんはほんとうにいい本書いています。 前にSWICHで大感激してくれた友達に貸して、広めたいです。

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