ゴールデンタイム の商品レビュー
面白くてサクサクと読めました。 彼女も笙も自分の行きたい道が見えてきたようでよかったですね。特に彼女が状況に流されてしまわなかったことにほっとしました。 関係ありませんけど、ここに書かれた腹式呼吸のイメージが今まで聞いてきたどんなものよりもわかりやすいと思いました。
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それなりに感動はしましたが、松子のインパクトに比べるといまいちでした。なんだかうだうだうだうだしていて。
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嫌われ松子とはうって違い、それぞれの悩みを抱えるもののまださわやかだった。 明日香はまたしても恋人を捨て、夢を追う選択をする。そもそも輝樹は夢を応援できないなんて明日香の何が好きだったんだろう、そして明日香も輝樹の何がすきで付き合っていたんだろう。ふたりの付き合う経緯がいっさいわ...
嫌われ松子とはうって違い、それぞれの悩みを抱えるもののまださわやかだった。 明日香はまたしても恋人を捨て、夢を追う選択をする。そもそも輝樹は夢を応援できないなんて明日香の何が好きだったんだろう、そして明日香も輝樹の何がすきで付き合っていたんだろう。ふたりの付き合う経緯がいっさいわからないからそもそもしっくりこなかったけれど。 きっとこれからも二度あることは三度あるし、明日香はおなじような選択を迫られ、恋を捨てていきそうな気がする。 でもその先にはいったいなにがあるというのだろう。 笙と分かれて夢をつかもうとしたときの自分に恥じないでいたい。 その生き方はすごくかっこいいとは思う。 ただ自分だけのために生きるというものはすごく楽しいけれど、どこかで孤独と向き合わなければいけない。 明日香は一見強く見えるけれど、結局夢を追いかけた大学でも輝樹に流されているところもあったりして、なにかの物語の主人公のよいうに強くはないと感じた。 もうわかることはないけれど果たしてその孤独に耐えられるのか。 生きていくことはなにかを選んでいくこと。 わたしはこれからなにを選んでいくのだろう。
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