【廉価版】燃える！お兄さん 是羽二中 3年3組編(2) の商品レビュー

佐藤正(著者)

2012/12/18

リミックスでお兄さんが店頭にまた姿を見せてくれたということで、ちょっと、お兄さんの時代の青春を振り返ってみたいと思います。

このセレクションでは、お兄さんたちもなんと中学３年生！

実は、じぶんはお兄さんみたいな学生生活に憧れていました。
毎日つまらない学校に縛られて、面白い遊びもできないし、心から何かを楽しんだという充実した経験はなかった、
それでいつつ、なにか心を充実させてくれるものを求めつつ、漫画を描いたり、探したりというなんだかパッとしない中高時代でした。

毎日がハプニングとわくわくの連続、喜怒哀楽の感情を素直に前面に押し出せるお兄さんたちを非常にうらやましく感じたものです。
そして、是羽中学に行きたくて行きたくて仕方がなかったものです。

この集のなかで、というか「燃える！お兄さん」のなかで一番お気に入りのしんみりとくる一作が「雪絵の腕時計」です。
店からなくなってたと思った時計が、じつはみんなが雪絵にプレゼントしてたものだったというやつ。
母親代わりに家事をこなす雪絵ちゃんが拗ねて涙目になるところがまたキュンとくる。
将来は雪絵ちゃんのような奥さんが欲しいと思い続けています・・・おっと失言

ツボだったシーンは
あやこ先生の「うんこはきちんとトイレでしなさい」とケンイチにピコン！の中学生とは思えないレベルの低いやりとり。

おにいさんが醤油をごはんとまちがえて口にターーーッ
お父さんがご飯を醤油とまちがえて、魚にドサドサドサ・・・
その後の一連のドタバタでみんなの食事がみごとにおじゃんになってしまうところｗｗｗ

スケボーの話が欠番になってるのが残念