はしれ、きかんしゃ ちからあし の商品レビュー
蒸気機関車「ちからあし」の一生を描いた絵本です。 表紙絵の雰囲気が示すどことなく暗い感じは、主人公の経た戦争という時代の雰囲気を見事に表していると思います。 戦争で仲間を失いながらもその悲しみを乗り越えて活躍するが、新型車の登場でその役目を終わらされるちからあし。淡々と綴られる...
蒸気機関車「ちからあし」の一生を描いた絵本です。 表紙絵の雰囲気が示すどことなく暗い感じは、主人公の経た戦争という時代の雰囲気を見事に表していると思います。 戦争で仲間を失いながらもその悲しみを乗り越えて活躍するが、新型車の登場でその役目を終わらされるちからあし。淡々と綴られる物語ですがこの印象深い絵の働きで、機関車は見事に擬人化されています。 テーマや画調がやや暗く、実際は小学生以上くらいを対象とした本かもしれませんが、2歳を過ぎていればある程度は理解できますし、内容的には理解できなくても電車の本としても楽しめる本だと思います。
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娘に読んであげながら、いつも涙声になってしまいます。 「テレビ絵本」になったらいいなあ・・・。
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『ちからあし』は立派な釜と力強い動輪をもった機関車。どんなに重い貨物も軽々と引いてはしる力自慢の機関車。機関車たちは、一日の仕事が終わると機関庫でいろんな話をします。ある日ちからあしは 灰色の飛行機がいくつも空を飛んでいくのを見ました・・・・。 次男(3歳)のお気に入り殿堂入り...
『ちからあし』は立派な釜と力強い動輪をもった機関車。どんなに重い貨物も軽々と引いてはしる力自慢の機関車。機関車たちは、一日の仕事が終わると機関庫でいろんな話をします。ある日ちからあしは 灰色の飛行機がいくつも空を飛んでいくのを見ました・・・・。 次男(3歳)のお気に入り殿堂入りの一冊です。3歳児が読むには多少内容が難しいかな~?と思ったのですが、ちからあしが真っ赤になって走るシーンなどは、真剣にじっと聞いてくれます。 版画のような力強い絵もお話にぴったりあって、おすすめの一冊です!
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