モンゴル大紀行 の商品レビュー
開高健が、凍てつくモンゴルで幻のイトウを追う。フビライの墓を探知することにも触れ、悠久の自然と人の浪漫を感じさせる。
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● テレビ番組を書籍化したのか もう少し開高自身の文章読みたかったかも 対談や墓探しの趣意書とかじゃなくて紀行文として ● 冒頭の司馬遼太郎との対談はなかなか興味深い内容だった ● 写真がとてもいい 引きの絵ばかり そりゃそうなるよなあ 寄るものがないもの 人物ぐらいか 俺が撮っ...
● テレビ番組を書籍化したのか もう少し開高自身の文章読みたかったかも 対談や墓探しの趣意書とかじゃなくて紀行文として ● 冒頭の司馬遼太郎との対談はなかなか興味深い内容だった ● 写真がとてもいい 引きの絵ばかり そりゃそうなるよなあ 寄るものがないもの 人物ぐらいか 俺が撮った写真も人物以外はほとんど引きだったし(今回の旅ではカメラ渡して自分の写真もたくさん撮ってもらおうか) ● 開高が行ったのが86年と87年 ウランバートルは思ったより大都会と書かれている 俺が行ったのが2011年 あちこち工事してて経済発展真っ只中という感じだった さらに都市化が進んでいるらしい マンションがいっぱいなんだっけ? ● でも草原は変わってないんだろうな ゲルにBSアンテナ付いてたけど今ならWi-Fiとかあったりするんだろうか? 衛星インターネット? いや携帯電話がつながるってことは多分ネットも繋がるんじゃないか?? ● 最後の最後に目標の120センチのイトウがかかるのはできすぎてるなあ(笑) ● 最後の解説で晩年の開高がいかにモンゴルに執心していたか (一部ではあるが)モンゴルの人たちが開高をいかに慕ったかが書かれている 知らなかった ● 開高は釣りを求めてあちこちに行った 俺はサイクリング(海外はモンゴルとモロッコだけだが)
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モンゴルでの自然の雄大さと人々のたくましさ、イトウとの格闘における息遣いが、豊富な写真と絶妙な描写によりぐいっと伝わってくる。この語彙と表現力、さすがだ。。。
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開高さんの本、特に「オーパ」をはじめとする釣り写真紀行は、釣り師としてのみならず、毎日が単調なサラリーマンに刺激を与えてくれる。
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旅行記を続けて3冊。1冊目は酒井順子「女子と鉄道」。これはa kind of 旅行記であり、旅行記そのものとは言えないだろうけれども、まぁ、日本各地(あるいは一部外国の)鉄道に乗った記録が中心なので、旅行記と呼んでも差し支えないと思う。私は実は鉄道ファンでもあるので(熱心なとは言...
旅行記を続けて3冊。1冊目は酒井順子「女子と鉄道」。これはa kind of 旅行記であり、旅行記そのものとは言えないだろうけれども、まぁ、日本各地(あるいは一部外国の)鉄道に乗った記録が中心なので、旅行記と呼んでも差し支えないと思う。私は実は鉄道ファンでもあるので(熱心なとは言えないけれども)、題名だけを見て、それでも期待して読んだのだけれども、ほとんど見るべきところのない本だった。内容がない上に文章が下手。という訳で、この本は星2つ。奥田英郎「港町食堂」は、ずばり「旅」という雑誌に、各地の港町を船で訪ねるというアイデアで連載されていた旅行記を集めたもの。上記の酒井順子の本と同様に、たいしたことは書いていないのだけれども、何故か面白いのだ。奥田英郎が訪問した場所、例えば、プサンとか五島列島とか、を実際に訪ねたくなる(まぁ、旅行雑誌なのでそういうことを狙いに書かれているわけだけれども)。書き手の実力の違いなのだろう。という訳で、この本は星4つ。開高健の「モンゴル大紀行」は、旅行記ではあるが、主役は開高健の文章ではなく、明らかに高橋昇というカメラマンが撮影した写真である。もちろん開高健の文章もさすがなのだけれども、何よりも写真が素晴らしいと思う。という訳で5点。
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