心の声をきいたなら の商品レビュー

デビー・マッコーマー(著者),霜月桂(著者)

2013/11/19

昔からケイトをしたってきた彼。そんな彼の身近な愛にきがつくことなく、破れた結婚の夢と彼への気持ちを受け入れられない彼女。おまけに、町をあげての二人の結婚の賭けに余計に反発。父親の再婚で自立しようと足掻く。

デビーお得意の率直に愛を捧げる男を待たせ焦らせ、痺れを切った彼が話を打ち切る展開
時間が必要なのヨ！と、どこまで読者が理解するかによって、作品の見方への見解が変わる。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3213.html

2009/10/04

愛していた男性が、別の女性と結婚する――皮肉にもケイトは自ら身をひいて、愛し合う二人を結びつけた。が、心の中は深い悲しみでいっぱいだった。おまけにこんなとき、父デビンまは再婚を考えているようだし、現在経営している牧場までも売却するというのだ。
大事なものを一挙に失ってしまったらいったいどうなるのだろう！　そんなケイトに、熱いまなざしをおくる男性がひとりいた――牧場で監督として働いているリューク・リバーズだ・ケイトはリュークの力強い腕に支えられたとき、夢見心地で思わず彼に結婚を迫ってしまった……。

最初からロマンティックに迫ったら、ヒロインはあっさりＯＫしたような。それができないからＨＱヒーローではあるけれど。強引なやりかたはヒロインの傷心につけ込んでいるようで、好きになれない。ただヒロインには時間が必要だったし、いろいろ考えることはヒロインに良かった。