いつか花嫁に の商品レビュー

ベティ・ニールズ(著者),江口美子(著者)

2015/04/10

もちろん、彼はキャロラインを覚えていないわけではない。見習い看護師という立場と教授は簡単には口もきけないほど遠い距離なのだ。そこの所を頭に入れておくと、二人の距離感を理解しやすい。
彼に遠い片思いを寄せるキャロラインが切ない想いを募らせているというのに、堅物で無愛想で自分の気持ちに気が付けないマリウス。
そんな彼が、自分に自問自答している間に、横から若い男が現れて歯噛みする様が、ニマニマと転がれて楽しい作品です。
地味に、じみ〜〜〜に、じわじわと楽しい。（たぶん私だけかも…）
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4410.html

2010/10/02

A girl in a million
気立てのいいがロマンスに縁のない看護婦のキャロラインは、休暇で訪れたアムステルダムで同僚の従兄弟、マリウスに会う。
その後、高名な麻酔医のマリウスはキャロラインの病院に来るが…という話。