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盗まれた記憶 の商品レビュー

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2009/10/04

カルフォルニアの山中――。降りつづく雨のとはりに見入っていた黄金のパンサーの目の前に、轟音とともに一台の車が落ちてきた……。サリーは記憶を失った。やがて、傷の癒えた彼女の前に、以前のように愛してくれと迫る男たち。サリーには身に覚えがない。夫のデビッドは息子の居どころを教えぬ限り、...

カルフォルニアの山中――。降りつづく雨のとはりに見入っていた黄金のパンサーの目の前に、轟音とともに一台の車が落ちてきた……。サリーは記憶を失った。やがて、傷の癒えた彼女の前に、以前のように愛してくれと迫る男たち。サリーには身に覚えがない。夫のデビッドは息子の居どころを教えぬ限り、自由を与えないと宣告する。だが、記憶は何も語ってはくれない。サリーは初めて出会った男のように、冷たいデビッドに惹かれていく。 双子ならともかく従姉妹なら別人とわかりそうな気がする。書かれた時代が古いので、DNA鑑定は無理だったかも知れないけど、肉体関係があったにも関わらずわからないっていうのはヒーローは間抜け。だいたい言葉遣いや日常の動作みたいなものは記憶がなくても変わらないものなのだから、早々に気づくべき。もっともそれくらい深く怒っていたということかも。 身に覚えがないのにあれだけ踏みつけにされてもヒーローに惹かれてしまうヒロインは自虐体質かと。

Posted byブクログ