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これで納得!よくわかる音楽用語のはなし の商品レビュー

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2019/07/01

アレグロとかプレストとか、楽譜に書かれている音楽用語ってありますよね。 あれは別に中世の遺物とかではなくて、いまもイタリアの日常会話で使われる単語で、そのニュアンスを摑まえることで音楽の理解や表現の幅を広げちゃおう、という本である。 イタリアに留学経験のあるピアニスト関孝弘氏...

アレグロとかプレストとか、楽譜に書かれている音楽用語ってありますよね。 あれは別に中世の遺物とかではなくて、いまもイタリアの日常会話で使われる単語で、そのニュアンスを摑まえることで音楽の理解や表現の幅を広げちゃおう、という本である。 イタリアに留学経験のあるピアニスト関孝弘氏と、イタリア人の奥さん、ラーゴ・マリアンジェラ氏の共著。 もう初手から、「Allegroに速くという意味はない」とか、「Prestは速くではなく早くである」とかっていう衝撃的な説明が出てきて、もう音楽の常識がひっくり返るくらいの勢い。 何十個も並んでいる音楽用語のいちいちにそういう背景というか落とし穴があるもんだから、とても一読では消化しきれない。要復習。でもエキサイティングで面白い。

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2012/01/07

楽譜に出てくる言葉たち。 「なるほど、こんな意味もあったんかー!」 という発見の連続でした。 「辞書買えば言葉の意味はわかる!」とは思います。 この本の何がいいのか? それは、イラストです! 言葉の背景にあるものをイメージとして表現してくれています。 って、間違えました!...

楽譜に出てくる言葉たち。 「なるほど、こんな意味もあったんかー!」 という発見の連続でした。 「辞書買えば言葉の意味はわかる!」とは思います。 この本の何がいいのか? それは、イラストです! 言葉の背景にあるものをイメージとして表現してくれています。 って、間違えました!!! イラストがあるのは続編のほう。 こちらは、読み物だった! それでも、吹奏楽部やオーケストラ部の部室に一冊は備えておくとよい、そんな一冊としてもオススメです。

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2010/11/17

日常の文脈を例に挙げて、音楽用語を説明してくれる。日本に原語にはない意味が定着しているのは、明治期以来ドイツ音楽を信奉していたせいだろうという推論もあった。 辞書順でなく、カテゴリー別に用語が並んでいるので、読みやすい。もちろん索引はあるので、辞書的に使うこともできる。

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2010/08/11

 先日出張中、何気なく宿泊先のホテルのロビーに置いてあった某新聞社の夕刊を見ていたところ、「“アレグロ=陽気に楽しく”音楽用語の解説をイタリア語会話で」という文字が飛び込んできた。  新聞記事によると、音楽の授業で学ぶ速度や表情を表す記号を、イタリア語の日常会話を使ってその記号...

 先日出張中、何気なく宿泊先のホテルのロビーに置いてあった某新聞社の夕刊を見ていたところ、「“アレグロ=陽気に楽しく”音楽用語の解説をイタリア語会話で」という文字が飛び込んできた。  新聞記事によると、音楽の授業で学ぶ速度や表情を表す記号を、イタリア語の日常会話を使ってその記号が本来持つ微妙なニュアンスを解説する本が出版された、というものであった。  出雲フィルの常任指揮者でもある中井章徳氏は合奏練習の際、しばしば音楽用語の持つ本来の意味を解説してくれる。そしてその解説の中から作曲者が意図する微妙なニュアンスを汲み取り、オケのメンバーに奏法などを伝えるのである。  まさにこの本は、いつも中井氏が我々に語ってくれる音楽用語の解説によく似ている。  新聞記事を読んだ数日後、出張の帰りに某楽器店の書籍コーナーでこの本を購入し、帰りの飛行機の中で読み始めた。とても興味深くまたユーモラスな内容であり、音楽作品への理解を助けてくれる一冊である。  なお、中井氏がこの本に興味を持ったことは言うまでもなく、私は彼の分を含め2冊買って帰るはめになった! [出雲楽友協会事務局 尾原朋之]

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2010/03/17

良くわかる音楽用語、といいつつ、実は、音楽用語なんて言葉、本当にあるの?という内容です。興味のある方は、別館「音楽ワンダーランド」もご覧くださいませ。

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2009/10/13

楽譜にはイタリア語で速度や表情を表す言葉が書かれている。 音楽事典では分からない本来の意味を知ることで、さらに演奏、鑑賞が深まる。

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