問題解決を「見える化」する本 の商品レビュー
人間型の問題には原因が複数あってそれらが複雑に絡み合っている。因果関係を徹底して分析して解決するためのアプローチが紹介されている。 以下、アプローチの要約 ①現状の問題を作り出している状態を一つずつ四角で囲んで、それらの因果関係を図にした現状ツリーをまず書いてみて問題を整理する...
人間型の問題には原因が複数あってそれらが複雑に絡み合っている。因果関係を徹底して分析して解決するためのアプローチが紹介されている。 以下、アプローチの要約 ①現状の問題を作り出している状態を一つずつ四角で囲んで、それらの因果関係を図にした現状ツリーをまず書いてみて問題を整理する。 ②全て望み通りになった場合の出来事の因果関係を未来ツリーを書いてみる。 ③未来ツリーを実現するための行動を一つ一つ四角で囲んで時系列で整理する。 あとは実践あるのみ! 問題を細分化して因果関係を整理するプロセスは頭がすっきりしてすき。
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本のレイアウトは読み易く作られているのだが、中身がピンとこなかった。自分が欲していたロジカルシンキングの内容ではなかった。
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TOC思考プロセスが平易な形でかつ短く説明されているため、さっと読みやすい。また、実際使いこなすには繰り返しの練習が必要ではあるが、考え方や見方を整理するには便利
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今まで読んだ本で一番わかりやすいかも。 現状ツリーや未来ツリーあたりがあやふやだったけど構築手順を具体例をあげて説明してくれていたので良くわかった。 さらに新たに実行に移すにあたっての中間目的ツリー、アクションツリーなんぞが出てきた(でもあまり分からず。。。) おまけの最後の生活...
今まで読んだ本で一番わかりやすいかも。 現状ツリーや未来ツリーあたりがあやふやだったけど構築手順を具体例をあげて説明してくれていたので良くわかった。 さらに新たに実行に移すにあたっての中間目的ツリー、アクションツリーなんぞが出てきた(でもあまり分からず。。。) おまけの最後の生活習慣病を克服する具体例プロセスもオモロイ♪ 本を見ないで同じお題をやってみよう。(多分、きっと。でも。。。) 再読必須!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人生の問題解決は自分自身の大切なものをしる活動 制約条件constrainを見つける3つの質問と抵抗 1何を変えるか=過去を知る ・問題を認めたくない 2何に変えるか=今を知る ・解決のアイデアの方向性がわからない ・アイデアが解決できないと思う ・アイデアを実行すると悪くなると思う 3どのように変えるか=あすを開く ・アイデアを邪魔するものがある ・未知へ事への恐怖 日常感じている漠然とした不安は言葉に表現することはできないが本能的に知っているありたい姿とのキャップ 人間の行動は「価値観Policies」が「行動基準measurements」を決め、それによって「行動や発言behaviors」が決まる。 問題を解決するんは価値観をかえ、行動基準をかえる必要がある 過去の後悔 ・でも過去は変えられない ↓ 現在 ・今はこうなっている ・痛みを感じるのは今 ↓ 未来=あすへの不安 ・今日と同じ行動なら同じ結果が出る ・行動が変われば結果が変わる 問題点を洗い出す ・自分の範囲を超えていないか。解決不可能ではないか ・本当に自分の中に存在しているのか。思い込みではないのか ・本当に悪いことか、自分に痛みがあるのか 解決策を見つける ・この理由は本当に存在するのか ・どのような変化を起こせば、この理由を無効にすることが出来るか ・正しいか正しくないか ・もし正しいならば変化させることができるか ウハウハマップ
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TOC 思考プロセスの解説本。岸良さんの問題解決本がオリジナリティ色強めなのに対して、こちらはゴールドラット博士の思考プロセスに忠実っぽいような気がする。 各論理ツリーの作成ステップがちゃんと書かれているので、自分でツリーを作成する助けになる。
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問題解決のためのステップを説明した本。 流れとしては、 ・問題のリストアップ ・リストアップした中から3つをピックアップし、 クラウドを作成する。 ・クラウドの中核を見つける ・中核のクラウドから問題の中核を見つける ・解決策を構築する。 ・解決策を行使するこ...
問題解決のためのステップを説明した本。 流れとしては、 ・問題のリストアップ ・リストアップした中から3つをピックアップし、 クラウドを作成する。 ・クラウドの中核を見つける ・中核のクラウドから問題の中核を見つける ・解決策を構築する。 ・解決策を行使することで、障害となるもの、副作用が無いことを 未来ツリーで検証する。 ・障害に対応するための中間目的ツリーを作る。 ・中間目的を実現する行動を決め、アクションツリーを作る とまあ、こんな感じ。 簡単にいうと、問題をグループ化して、 解決していくためのステップを細かく刻んでいく って感じなのですが、少々回りくどかった。
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これまたはやりの「見える化」の本。 先日の研修で、某課長が話しに挙げていたので興味本位でついつい。。 「見える化」とは企業活動の漠然とした部分を 数字などの客観的に判断できる指標で把握する取り組みのことです。 この本は「見える化」を 組織の目的達成を阻む制約に着目することによ...
これまたはやりの「見える化」の本。 先日の研修で、某課長が話しに挙げていたので興味本位でついつい。。 「見える化」とは企業活動の漠然とした部分を 数字などの客観的に判断できる指標で把握する取り組みのことです。 この本は「見える化」を 組織の目的達成を阻む制約に着目することによって 最小の労力で最大の効果を得るための思考プロセス(TOC思考プロセス) を用いて行う手法について解説しています。 特に組織は人で成り立っており、 個別の問題の因果関係に人間心理が大きくかかわる問題が多く、 通常の理論的な思考(ロジカルシンキング)だけでは解決に限界があります。 そういった問題を「人間的問題」として取り扱い、 価値観や行動基準を変えていくという視点を分析手法に取り入れているのが 新しい点です。 企業活動の問題を解決するための手法っぽいですが、 この手法もともとの目的は「意義のある人生を送る」ということもあり、 「誰もが、身近だけれどもいつも悩まされている問題を妥協せずに解決する」 事を目標にしてるので非常に読みやすかったです。 図表も見やすく説明もわかりやすく、 自分の問題を解決するために行動を変えていくには こういう考え方をすればいいんだな、 というひとつの参考になるので幅広いひとにお勧めです。 ただ、手法を完璧にマスターして使いこなすにはちょっと大変そうですので、 できる部分からをひとつでも実践してみるのがいいと思います。 (僕もそうしてみてます。)
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