戦国策 の商品レビュー
「戦国策」簡訳
本シリーズ中、文庫は4冊、「史記」は単行本で全部揃えました。 「史記」に明らかなように、本シリーズはいずれも、「中国古典の簡訳」です。「古典の少年文学化」が本シリーズ。冒頭の解題にある通り、いやそれ以上に読みやすさに徹したシリーズだが、読みやすさを追求しすぎたのが却って古典の重...
本シリーズ中、文庫は4冊、「史記」は単行本で全部揃えました。 「史記」に明らかなように、本シリーズはいずれも、「中国古典の簡訳」です。「古典の少年文学化」が本シリーズ。冒頭の解題にある通り、いやそれ以上に読みやすさに徹したシリーズだが、読みやすさを追求しすぎたのが却って古典の重厚感を著しく損ねた感が強い。丁寧に編んであるため、誤字・脱字はまったくない(単行本「史記」は、編集があまく、誤字・脱字が多かった。文庫版では、多分改善されていると思う)が、「少年文学」なりの甘い古典翻訳に仕上がった憾みがある。「ゆるい古典」といった印象。 「戦国策」は講談社学術文庫(やはり抄訳。近藤光男著)にもあるし、明治書院から高価な全訳本も上梓されている。博学の士は、明治書院版をお求めになるのがいいし、エッセンスだけでも(こと「戦国策」に関しては、その程度の意識で十分だと思う。敢えて諳んずるほどの類の本ではないし)という向きには、本書をもっともお勧めするし、講談社版も同様です。 「ゆるい古典」に些か不満を抱く私は、『戦国策』を評価しつつも本書(の編集方針)について必ずしも賛成はできない。が、それでも、本書と講談社版を通読すれば、戦国策はほぼマスターしたと言っていいと思います。 「ゆるい古典」の大きな欠点は、歴史事実や人名(人物が特定済みなのに、人名の表記がないなど)の省略にある。 にも拘らず、本書は、守屋氏が総責任者(本シリーズは、共同訳)だったせいか、随所に冗長な解説が加えられている。「帯に短し襷に長し」な話で、日本の古典本ではありふれた話だが、同じ紙幅を費やすなら正しい人名を表記するのが、古典らしい古典の編み方だと思うのだが。
聖熟女☆ミ
劉向編『戦国策』十二国のうち、まとまりのある説話を抄録。底本は、横田惟孝『戦国策正解』とし、諸本を参照されている。
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戦国時代に遊説家が沢山いた それは乱世が続き沢山の国家が乱立していた そこで生き残る為の手段、すべてを手中に収めるため 沢山の人たちが取った行動、雄弁した策とは 戦国時代の時代背景があり、今の時代にはそぐわないかもしれませんが ビジネスも乱立する中、手がかりになればいいと思い...
戦国時代に遊説家が沢山いた それは乱世が続き沢山の国家が乱立していた そこで生き残る為の手段、すべてを手中に収めるため 沢山の人たちが取った行動、雄弁した策とは 戦国時代の時代背景があり、今の時代にはそぐわないかもしれませんが ビジネスも乱立する中、手がかりになればいいと思います
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9784198928681 456p 2008・10・15 初刷 人間対人間の生き残りを懸けた中国の古い時代の記録。 よくこんなことを思いつくなと感心する。 人生にとって大切な何かを見つける深い内容。
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戦国時代のおもしろい小話を集めた本。いろんな慣用句の元になっていたりするエピソードもでてきてすごくおもしろい。
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