ビジュアル図解 東京の「痕跡」 の商品レビュー

遠藤ユウキ【著】

2021/06/03

細かいのと写真も白黒なので少しわかりづらさがありました。
今は廃線なり遺構なり細分化して本が出ているので、「痕跡」までひっくるめて全て一冊になっていてボリュームあります。巻末のモデルルートは、1コースを全て回ったら数日かかりそうなくらい色々な痕跡が残っていました。
住んでいたり訪れていたりしても、目的持たないとなかなか気がつけない場所が多かったです。

2015/03/03

都市部は、古地図との対比で街歩きするのに、とても適してます。そんな遺構の探し方が、わかりやすく書いてありました。

2013/07/19

この手の本に書いてあるネタってほぼ知ってるだろうと高をくくっていたが、蓋を開ければそこそこ知らないこともあったりして。さらにマニアックさもしっかりあってなかなかの読み応え。筆者的にはもっと書きたかっただろうなって感じがひしひしと伝わって来るし、ぜひ内容を充実させて、入門書的な位置づけの本書の続編を書いてほしいなと。期待を込めてこの評価。

2011/12/22

土地の歴史、遺構、ランドスケープ……というようなものがブームのようになっていますので、そういうモノに漠然と興味があるけれど、どこから取り付いたらいいのか……という方にいいのではないかと思います。

扱う範囲はかなり幅広く網羅していて面白いです。その分、ひとつひとつの扱いは深くはないので、すでにその道のマニアになっている方には物足りないかも。
全部まとめて「痕跡」という括りも、ひとつひとつの愛好家にしてみたら違和感があるかもしれませんが（何しろ「旧街道」と「廃道」が、同じ扱いにされています）、全部まとめて「歴史探索」と思えば楽しいですよね♪

いつもの散歩にちょっとテーマを見つけたいとか、散歩の新しいジャンルを開拓したいという方は、ぜひ一度手にとってご覧ください。

2010/11/06

東京における廃線、廃道、廃駅、戦跡などのライトなマニアック分野をクロスオーバーな視点で解説している。着眼点はおもしろいが、写真が見にくく文章もとんちんかんな箇所がある。ストリートビューで行った気になるぐらいでいいかも。