ビルキス、あるいはシバの女王への旅 の商品レビュー
生きているうちに絶対この画家の作品を見に行こうと思う。 静謐という言葉がぴったりなとても美しい物語だった。あらすじはもう既に朧げなのだけど、とにかく静かな美しいという印象が残っている作品。あんまり読み返すことはしないのだけれど、また読み返そうかな。
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200ページ強のごく薄い本なのに、馴染みの薄い世界のせいか、なかなかページを繰る手が進まなかった。よくわからんというのが正直な感想。芸術家小説、夫婦愛の物語、若い女の成長を描いた教養小説、恋愛小説、いろいろ呼び方はつけられそう。
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あるいは画家の妻の旅。 繊細な光に満ちた物語だった。折り重なる度に生き生きとしてくる。 謎めいた女王の運命、画家とモチーフの関係、登場人物どうしも、手に入れられないのだけれど、満足だ。
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97 人々の大多数は、無知だというだけではなく、愚かで、怖がりで、物質的なものばかり捜し求めるあまり、美を感じる能力がすべて歪んでいるというのは本当だったのか。 自分が美をもたらすつもりでいた相手の民衆と、自分とのあいだがあまりに隔たっているのを感じ、苦しかった。 フラ・バル...
97 人々の大多数は、無知だというだけではなく、愚かで、怖がりで、物質的なものばかり捜し求めるあまり、美を感じる能力がすべて歪んでいるというのは本当だったのか。 自分が美をもたらすつもりでいた相手の民衆と、自分とのあいだがあまりに隔たっているのを感じ、苦しかった。 フラ・バルトロメオ(Fra Bartolommeo,1472年3月28日 - 1517年10月31日)←違う人? ピエロ・デラ・フランチェスカまたはピエロ・デッラ・フランチェスカ(Piero della Francesca, 1415/20年 - 1492年10月12日)
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