キャパになれなかったカメラマン(上) の商品レビュー
アメリカ・ABCのニュース・カメラマンとしてベトナム戦争に従軍した 著者の回想録である。 「アメリカ人はニックネームを付けるのがうまい。ベトナムの軍用地図 なんか、自分勝手に地名を書き換えている。他人の国に来てどうかと 思うけれど、読みやすく、覚えやすいようにする軍事上の目的の...
アメリカ・ABCのニュース・カメラマンとしてベトナム戦争に従軍した 著者の回想録である。 「アメリカ人はニックネームを付けるのがうまい。ベトナムの軍用地図 なんか、自分勝手に地名を書き換えている。他人の国に来てどうかと 思うけれど、読みやすく、覚えやすいようにする軍事上の目的のため もあるらしい。」 世界はアメリカ中心に回っているんだものなぁ。 枯葉剤で不毛な土地を作りだし、ナパーム弾で焼き払い、カンボジア まで戦線を広げた挙句に「ベトナミゼーション」とか言って、「あとは ベトナム人同士で頑張ってね♪」と撤退。 今回のイラク撤退も似たようなものか。そして、次はアフガニスタン? 「無責任」と書いて「アメリカ」と読む。
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戦場カメラマンの生態。戦場の息づかいが伝わってきます。命の大切さを伝える写真を撮ることが目的であろうが、自らは命をかえりみないのだ。 九州大学:たけ
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上下巻読了。 沢田教一のところがやはり読み応えがある。 戦争では何も生まれないなぁとつくづく思った。
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