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金春屋ゴメス の商品レビュー

3.8

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    17

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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2024/06/10

設定が斬新で、出だしから引き込まれる。 極悪非道と恐れられるゴメスの名前の由来には、辰次郎同様驚いてしまった。 裏金春の日常ではクスッと笑ってしまうが、日本と江戸国の関係や鬼赤痢の謎ではいろんな事を 考えさせられる。

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2024/03/31

日本の中に江戸村みたいな独立国があるって発想が面白かった。 鎖国と言いつつもある時点におけるいいとこ取りを目指したような設定なので、本作みたいな事件を何度か経て『キリンヤガ』のように崩壊していくんだろうなぁ等と若干寂しい気分にもなった

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2022/09/03

江戸の秋の夜長、情緒ある書き出しから僅か数ページでの思わぬ展開に大爆笑。 近未来の日本に鎖国政策を敷いている「江戸」と言う独立国家があり、、そこに 日本からの入国を許可された辰次郎と言う大学生が周りの仲間と共に様々に活躍する、と言ったストーリー。何故早く読まなかったかと後悔してい...

江戸の秋の夜長、情緒ある書き出しから僅か数ページでの思わぬ展開に大爆笑。 近未来の日本に鎖国政策を敷いている「江戸」と言う独立国家があり、、そこに 日本からの入国を許可された辰次郎と言う大学生が周りの仲間と共に様々に活躍する、と言ったストーリー。何故早く読まなかったかと後悔している。 死に至る流行り病とか、今も考えさせられる記述も多いが、スッキリ爽快に読み終えた。

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2022/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

近未来の日本において鎖国状態を続けている独立国家『江戸』。難関である入国を許可されたのは、大学二年生の主人公・佐藤辰次郎。その"身請け"先は、極悪非道、無慈悲で鳴らした「金春屋ゴメス」こと長崎奉行・馬込播磨守寿々の元だった。江戸国で流行する致死率の高い病『鬼赤痢』の正体とその裏に隠された陰謀を暴くため、辰次郎ら裏金春の面々が活躍するファンタジー時代劇(?)作品。 正義も悪も、どのキャラクターも起っていて、ストーリー展開も目まぐるしく、とても面白くて一気読み。なぜ播磨守が『ゴメス』と呼ばれるのか、その正体に笑ってしまった(ちなみに、このレビューの中にも答えが隠れています)。

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2021/02/07

新しいタイプのファンタジー?時代小説? 現代日本と並行して江戸という国が存在する世界。 インターネットもプラスチック製品も進んだ科学技術もない世界へ行くことになった大学生の辰次郎。 もうこの設定から面白かったです。 辰次郎とともに江戸を覗き込んでいるような気になりました。 タ...

新しいタイプのファンタジー?時代小説? 現代日本と並行して江戸という国が存在する世界。 インターネットもプラスチック製品も進んだ科学技術もない世界へ行くことになった大学生の辰次郎。 もうこの設定から面白かったです。 辰次郎とともに江戸を覗き込んでいるような気になりました。 タイムスリップをしたような、映画村に迷い込んでしまったような感覚で一気に読んでしまいました。 これがデビュー作というのが驚きでした!

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2021/02/04

デビュー作というから驚いた。 江戸時代小説ではなく、月にいっちゃうような近未来の話だったしアイデアが奇抜。 日本の中にディズニーランドよろしく鎖国中の江戸国あり現代人がそのまま江戸へ行けたらどんなんかなー そういう、いまむかし話のレベルではなかった。 コロナ疫病閉塞感あふれる日...

デビュー作というから驚いた。 江戸時代小説ではなく、月にいっちゃうような近未来の話だったしアイデアが奇抜。 日本の中にディズニーランドよろしく鎖国中の江戸国あり現代人がそのまま江戸へ行けたらどんなんかなー そういう、いまむかし話のレベルではなかった。 コロナ疫病閉塞感あふれる日本からむ利権今、この江戸国の臨場感を高めてくれる環境は抜群

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2020/12/25

近未来の日本の中に「江戸」を再現した属領を作り、その江戸はかつてと同じように鎖国しているという、斬新かつワクワクする舞台設定です。 物語は捕物帳の仕様ですが、そこに現代のテクノロジーと江戸時代の生活を再現しているからこその制約とが絡み合っており、現代人としての目線でも登場人物たち...

近未来の日本の中に「江戸」を再現した属領を作り、その江戸はかつてと同じように鎖国しているという、斬新かつワクワクする舞台設定です。 物語は捕物帳の仕様ですが、そこに現代のテクノロジーと江戸時代の生活を再現しているからこその制約とが絡み合っており、現代人としての目線でも登場人物たちの葛藤をスムーズに理解できます。 ある程度の年齢になり、ここ数年東京の下町で暮らすことで江戸の残り香を嗅ぐ生活をしてきた人自分としては、この「江戸」が本当にあったら暮らしてみたいと思いました。

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2020/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2020/8/15 現代に江戸時代の生活をする隔離された区画があったら…というSF。 20年位前に友達と「鎖国して幕府を置こう!」から始まった話がめっちゃ楽しかったのを思い出した。 将軍は格闘家の佐竹でいいやん。とか。意味わからんけど。 ビジュアルアーツの前のベンチで何時間も話したんよな。 思い出は尊い。 小説はゴメスのことがちょっとしか語られてないし、もうちょっと色々知りたくてもどかしいけどシリーズなら仕方ないね。 登場人物が結構多くて誰が誰やらわからんくなっちゃった。

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2020/06/25

再読。ファンタジーとしての設定がわくわくします。読みながら映像を想像するのがとても楽しい(ドラマ『浮浪雲』がちらつく)。 流行り病の話は今年読むと印象が重く、考え込んでしまいました。コサキンラジオでお二人が、もし江戸時代に行けたらお寿司と蕎麦を食べてみたいと仰っていたのを思い出し...

再読。ファンタジーとしての設定がわくわくします。読みながら映像を想像するのがとても楽しい(ドラマ『浮浪雲』がちらつく)。 流行り病の話は今年読むと印象が重く、考え込んでしまいました。コサキンラジオでお二人が、もし江戸時代に行けたらお寿司と蕎麦を食べてみたいと仰っていたのを思い出しました。 映像化したら見てみたい。ゴメスはマツコ氏で!

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2019/05/04

ゴメスにもってかれる。それが楽しい。性別が秀逸。モブめいた地味な描かれ方なのにジワジワ主人公の周囲の人物達が魅力的に格好よく感じられるようになってくる匙加減も昨今のライトファンタジーノベルっぽい「作られた感」が無くて良い。最近現代的過ぎ江戸の匂いや空気感の無い時代小説増えててあま...

ゴメスにもってかれる。それが楽しい。性別が秀逸。モブめいた地味な描かれ方なのにジワジワ主人公の周囲の人物達が魅力的に格好よく感じられるようになってくる匙加減も昨今のライトファンタジーノベルっぽい「作られた感」が無くて良い。最近現代的過ぎ江戸の匂いや空気感の無い時代小説増えててあまり好きな傾向ではないのだが、この小説だと「いっそ!ならば!」とばかりの設定なので気にならない(近未来の江戸物^_^昔読んだ漫画、「七色とうがらし」だったかな?あの設定好きだったのだが、近いものを感じる)

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